瀬戸内海・豊後水道の島,  橋で繋がる島

海から眺める明石海峡大橋は絶景!アワイチ=自転車で淡路島一周(前編)

こんにちは、ドクターリトーです。

今回は瀬戸内海、淡路島について記事を書いてみたいと思います。淡路島といえば、押しも押されもせぬ瀬戸内海最大の島。

 

◾️面積も人口も飛び抜けて大きな島

 

シンガポール一国と同じ面積を持ち、そして人口は14万人に及びます。また本州とも四国とも、それぞれ明石海峡大橋、鳴門大橋にて繋がっています。もはや「離島」とは呼べないとは思いますが、魅力的な島なので取り上げたいと思います。

 

◾️「アワイチ」

 

ところで「アワイチ」という単語を耳にされたことはあるでしょうか?

「アワイチ」とは、「淡路島一周」の略です。関西の自転車愛好家の間では、結構有名だったりします。しかし関西以外にお住まいの方はおそらく聞いたことのない言葉でしょう。

 

ちなみに「ビワイチ」というのもあります。これが滋賀の琵琶湖を一周の略ですね。

 

 

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淡路島は結構大きな島なので、完全に一周すると150キロもの距離があります。一日では回るのはなかなか大変な距離だと思います。

 

私も、一度「アワイチ」をしたことがあるので、是非紹介してみたいと思います。京都から自転車で淡路島に向かったので、本州側、明石海峡大橋の側から淡路島に入ることになりました。

 

◾️明石海峡

 

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明石海峡大橋に近づいた頃には夕方で、橋が傾いた太陽に照らし出されています。本州側の明石海峡近く、明石の街は、本当に景色の良く、しばらく佇んでいたくなるようなところです。絶景です。

 

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これは「移情館(いじょうかん)」といって、中国で革命を起こした孫文の記念館です。味わいのある美しいレトロチックな建物ですね。

 

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真下から見上げる明石海峡大橋。迫力あります。

 

◾️岩屋のりばから「ジェノバライン」で淡路島へ

 

 

 

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そうこうしているうちに船乗り場に着きました。「淡路ジェノバライン」の、岩屋のりばです。

ここから船で淡路島へと向かいます。小さな船ですが、自転車を乗せることができます。

 

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船に乗って海峡を渡ります。明石の街並みが海の上からも見えて、美しい!!

 

◾️海から眺める明石海峡大橋

 

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船の上から眺める明石海峡大橋は、また趣が違います。

 

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そうこうしているうちに淡路島に着きました。淡路島の東側を南へ向けて走り始めます。淡路島を時計回りに一周することにしました。写真は、道沿いにあった趣のある神社。鳥居が素敵です。

 

◾️十重の塔?

 

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走っている内に、どんどん日は暮れていきました。上の写真、右側に写っているシルエットは「十重の塔」という代物です。五重ではなく、なんと十重です。

 

塔の左側に、大きな像が写っているのがわかるでしょうか。これ、実は結構問題視されている代物なんですね。

 

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昼間に見ると、こんな感じだそうです。大きな大仏の像。

 

大仏さんの首にマフラー(?)のようなものが見えます。実はこれは展望台として設計されたそうな(現在は登ることができません)。

 

この大仏、所有者が現在いないために、大仏の内部は荒廃したままで、そして倒壊の危険すらあるそうです。しかしもともと私有物であるため、現在行政は解体に着手していないそうです。阪神淡路大震災の際は、なんとか持ちこたえたらしいですが、次の地震では本当に倒れてしまうかも知れないそうです。

 

行政と所有権の問題が産み出した、不思議な問題です。詳しくは以下のページをご覧ください

 http://www.sankei.com/west/news/141002/wst1410020002-n2.html 

 

◾️洲本にようやく到着

 

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更に南へ向けて走ると、ようやく洲本市の中心地にたどり着きました。あたりはもう真っ暗です。この日は洲本市のネットカフェにて宿泊し、次の日に残りのルートを走ることになりました。

 

後半に続きます。鳴門大橋や五色浜など、魅力たっぷりの淡路島!!
http://ritou-navi.com/?p=1130

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