瀬戸内海・豊後水道の島,  離島トリビア,  サブカル・映画,  ジオスポット

世界一狭い「土淵海峡」と「エンジェルロード」の小豆島・土庄町!!

こんにちは、ドクターリトーです!!

今回の記事では、瀬戸内海は香川県の小豆島(しょうどしま)について、扱いたいと思います。

 

◾️小豆島

 

 

map

 

小豆島は瀬戸内海で淡路島についで、2番目に大きな離島。人口は約3万人というから、たいしたものです。

淡路島の記事も御覧ください→http://ritou-navi.com/category/瀬戸内海の島/淡路島/

 

規模が大きい離島であるだけに、見どころが非常に多いのがこの島です。そして小豆島にはどこか昔懐かしい、レトロチックな雰囲気が全体的に漂っています。ひと昔前の世界にタイムスリップしたかのような、そんな印象を歩いていると受けます。

今回の記事では、島の西側にあたる、土庄(とのしょう)エリアについて、見どころを紹介したいと思います。

 

◾️「二十四の瞳」像

 

11066062_808888256_250large

 

土庄の港に到着すると、まず目にするのが、この像です。一人の大人の女性と、その他の子供たちなのですが、「二十四の瞳」のワンシーンを表現したものです。

 

二十四の瞳は、瀬戸内海の離島を舞台にした、反戦をテーマとした物語です。元は壺井栄の小説でしたが、後に映画化されました。原作では、舞台は小豆島とは明らかにされていないのですが、映画のロケにこの島が使われたので、小豆島が二十四の瞳の島ということになっています。

 

ただし、ロケに使われたのは西の土庄エリアではなく、島の東側の坂手エリアです。詳しくは「二十四の瞳映画村」のHPを御覧ください。
http://24hitomi.or.jp/ 

 

◾️エンジェルロード

 

11066062_808888242_75large

 

また、土庄といえば、ここ「エンジェルロード(天使の散歩道)」が有名です

 

写真では大きな岩と島とが、細い道でつながっていますが、満潮の時にはこの道は消えます。

見えたり、見えなくなったり、歩けたり、歩けなくなったりする、魔法の道なのです。1日に数時間しか、姿を見せません。

 

11066062_808888239_110large

 

ここは「恋人の聖地」で、手をつないでカップルで渡ると、幸せになれるとされています。是非行ってみてください。

 

◾️土渕海峡(どふちかいきょう)

 

11066062_808888235_96large

 

ここも、土庄の名所です。土渕海峡(どふちかいきょう)です。小豆島の本島と、前島の狭間にあるのが、土渕海峡です。小豆島は一つの島だと思われがちなのですが、一番西にあるでっぱった部分は、前島という別の島だったりします。

土渕海峡は、ギネスにも載っている、公認の世界で最も狭い海峡です。一番狭くなっている部分は約9メートルしかありません。

海峡というと、ジブラルタル海峡とか、マラッカ海峡とか、おおげざなものをつい想像してしまうのですが、この土渕海峡も立派な海峡なのですね。

 

◾️迷路のまち

 

11066062_808888223_33large

 

また、土庄は「迷路のまち」としても有名です。

 

小豆島は瀬戸内海の要所にあるので、勢力争いの激しいところでした。敵が攻めてきてもすぐに攻略されないように、迷路のように分かりにくい街を敢えて設計したのです。攻めにくく、守りにくい、そんな街を目指したようです。

 

 

 

340651
http://blogs.yahoo.co.jp/p115560/35837557.html

 

「迷路のまち」を高台から眺めてみると、家と家の感覚が狭く、そして斜めに家が建っていたり、規則性というものがまるでありません。当時の区画をそのまま残しているようです。実際に歩いてみると、この街の捉えどころのなさが、よく分かりますよ。本当に迷ってしまいます。

 

◾️西光寺の三重塔

 

11066062_808888178_201large

 

そして迷路のまちの一角にあって存在感を示しているのが、この西光寺の三重塔です。

朱塗りの建物で、とても艶やかで、眺めていると晴れ晴れとした気分になります。土庄の街のシンボル的存在でしょうか?

文句無しの絶景です。

 

小豆島でも見どころの多い土庄港エリア。是非歩いてみてくださいませ。

 

離島ナビritou-navi.com

Translate »