船舶関係,  伊豆諸島

秘境!!いつもフェリーで素通りする利島(としま)は、椿の楽園でした!!

こんにちは、ドクターリトーです!!

 

今回の記事では、伊豆諸島の利島(としま)について取り上げたいと思います。

 

◾️存在感のない利島(としま)

 

利島は、伊豆諸島の中では、伊豆大島の次に二番目に東京から近い島。アクセスは本来良いはずなのですが、驚くほどに存在感がありません。ほとんどの人はフェリーに乗る機会があっても利島を素通りして、上陸することはないのではないでしょうか。

 

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伊豆諸島を往復するフェリーに乗っていると、いつしか利島が近づいてきました。

 

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形の良い山が港の先にはうかがえ、そして民家や建物がぽつりぽつりと見えます。

 

この島でフェリーを降りる人も乗る人も非常に少なく、乗客たちはそのまま新島や神津島へと向かいます。利島で乗り降りする人が少ないからか、少し波が荒れたり天気が悪いと、途端にフェリーが素通りしてしまう島でもあります。

 

◾️摩訶不思議な地形

 

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空から眺めると、こんな様子です。利島の北側には港や建物が集中していて、南に行くに従って山がちになり、そして南の端は、なんと絶壁になっています。なんとも不思議な地形を持つ、利島。

 

 

私、ドクターリトーも利島に上陸したことはないのですが、利島に何回も訪れている知人が幸いいらっしゃいまして、情報及び写真をいただいたので、紹介したいと思います!!

 

◾️実は椿の楽園だった!

 

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これが利島に生えている樹々です!

 

段々になっていますね。そして一段ごとに樹が植わっています。これは自然に生えてきた樹ではなく、植えられているのです。地面に赤い花が落ちていることからも分かるように、これは椿(つばき)の樹です。

 

椿は伊豆大島において数多く植えられている樹ですが、隣の利島にも非常に多いのです。

 

むしろ利島の方が、島全体に椿の樹が植えられているので、椿の島、という感じが大島よりも強いですね。この小さな島に、なんと20万本、植えられているというから驚きです。

 

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椿のシーズンの二月頃には、利島全体に椿の赤い花が咲き乱れるようです。是非、見てみたいものです。そして椿からは油が取れ、椿油(つばきあぶら)として化粧品に利用されています。

 

とても美容に良いようです!このHPで椿油を紹介しているようなので、是非みてください。

http://www.oshimatsubaki.co.jp

 

◾️利島から眺める島々

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利島は南に向かって標高が上がっていく離島なので、坂を登ると伊豆の海が見渡すことができ、絶景が広がります。写真だと、手前の方が無人島の鵜渡根島(うどねじま)、遠い方が新島グラスで有名な新島(にいじま)です。

 

この利島、人口減少で悩む離島の中では珍しく、最近人口が増えている離島なんです。ただいま、人口は340人くらい。Iターンの人が多く、民宿を営んだり、椿産業の活性化に力を尽くされたりしているようです。

 

これからが楽しみな島です。私も次に伊豆諸島を旅する時には、是非上陸してみたいと思います。

 

さあ、島旅に出ましょう!!

ritou-navi.com(離島ナビ)

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