沖縄本島と周辺の島,  展望台・空から見渡す島,  歴史上の人物

宇江城(うえグスク)跡からの眺めは最高!!上江州家住宅も楽しい。

こんにちは、ドクターリトーです。

今回の記事では、沖縄県の久米島(くめじま)について取り上げてみたいと思います。

 

◾️久米島

 

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久米島は沖縄本島から西に100キロほど離れた海に位置します。

 

久米島は古くは、美島(くみしま)と呼ばれていました。「球美」とは、「琉球(沖縄)の美しい」という意味。つまり、沖縄で最も美しい離島であるとされてきたということです。それだけに「はての浜」を始めとして、名所はかなり多いです。

 

「はての浜」についてはこちらの記事をご覧ください。

http://ritou-navi.com/2016/04/06/hateno-hama/

 

◾️久米島博物館

 

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久米島の観光名所を知りたいなら、こちらの久米島博物館を訪れましょう。

 

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なぜなら、博物館が作成してくれている便利なパンフレットがあるからです。「歴史散策」や「グスク巡り」など、数種類のパンフレットが用意されており非常に詳しく解説されています。ここまで手の込んだパンフレットを持つ島って、あるようでなかなかないです。これも久米島の歴史や文化の豊饒さを示していると言えるでしょう。

 

◾️宇根の大ソテツ

 

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こちらは「宇根の大ソテツ」

樹齢は250〜300年と言われ、高さは6メートル。琉球列島において最も大きいソテツの木らしいです。久米島の名家の庭にあるのですが、ソテツに関する記録はなく、よくわかっていないようです。

 

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見れば見るほど、迫力があるソテツ。あちこちが曲がりくねり、ヤマタノオロチのようにも見えます。

 

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◾️比屋定バンタ

 

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島の一周道路を港の方から東に進んでいくと、高架になっていきます。久米島は山がちな離島であるので、こんな道が必要になるようです。景色もよく、走っていて非常に爽快な道です。

 

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こちらは、「比屋定バンタ」。「バンタ」とは崖を意味する方言です。景色が良い休憩スポットです。

 

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久米島の海岸とそして海が見渡せます。曇りだったのであれだったのですが、天気が良ければさらに絶景が広がるでしょう。

 

◾️宇江城(うえグスク)跡

 

 

 

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こちらは、久米島でも一押ししたいスポット。「宇江城(うえグスク)跡」です。

かつてこの島の支配者であった「久米仲城(くめなかぐすく)按司」が築いたとされる城です。

琉球王国が成立する前の話。久米島は昔は豪族が治める独立した島だったのです。そういう訳で沖縄本島とは雰囲気が異なるのかも知れません。

 

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通路が整備されていて、城壁まで行くことができます。

 

◾️亜熱帯の森が一望できる

 

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城壁の上からは絶景が望めます。ちなみに宇江城は、沖縄の数あるグスクの中で一番高いところに築かれた城だそう。

宇江城からは久米島の全てが見渡すことができます。まさに天空の城というべきグスクでしょう。

 

しかしこの高さに城を築いたとなると、水も運ばなければならないし、食料も麓から持ってこなくてはならない。非常に不便だったと思います。

そもそもどうやってこの高さに城を築いたのか。それも気になります。岩を運ぶの大変そう。

 

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琉球列島らしい、亜熱帯の森が島には広がります。

 

本土の森とは色とか雰囲気が明らかに違います。

 

 

◾️おばけ坂

 

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こちらは「おばけ坂」。こちらも久米島の面白いスポットの一つ。

 

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どう見ても下り坂に見えるのですが(見えますよね?)、実際は上り坂なんです。一種の錯視のようなものだとか。

実際に車をブレーキなしで放置すると、登り坂のはずなのに「下って」しまうのだとか。おばけの仕業にも思えるので「おばけ坂」。ここはかなり面白かったので、是非訪れてください。

 

◾️上江洲家(うえずけ)住宅

 

 

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こちらもおすすめスポット。「上江洲家(うえずけ)住宅」。

島の名家(地頭代)の家です。昔の沖縄らしさの濃厚に残っている貴重な家屋です。

 

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垣根を隔てて眺めた様子。

 

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こちらは家畜を養うところでしょうか。

 

他にも名所がまだまだ数多くあります。私も回りきることができなかったのでいずれまた行ってみたいです。奥の深い久米島、是非訪れてくださいませ。

 

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