尖閣諸島・魚釣島からわずか150キロ。自衛隊配備に揺れる与那国島。


 

こんにちは。ドクターリトーです。

 

今回の記事では、尖閣諸島および、自衛隊配備に揺れる与那国島について扱いたいと思います。

 

「尖閣諸島(せんかくしょとう)」

 

ニュースでこの単語を耳にする機会は、よくあるのではないでしょうか。

 

尖閣諸島とは、中国との間で領土問題になっている島々ということは有名ですが、名前だけが一人歩きしてしまい、実態はよく知られていません。

 

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上の地図をごらんください。尖閣諸島の魚釣島(うおつりしま)について記載されています。

魚釣島は尖閣諸島最大の島。無人島です。魚釣島だけでなく、尖閣諸島の島々は全て無人島ですが。

 

尖閣諸島の位置は、沖縄本島からは約410キロ。石垣島を含む八重山諸島からはほど近く、約170キロです。

日本最西端の与那国島からだと約150キロ。ジェット機で6分で到着できるそうです。かなり近い距離にあるのが分かると思います。

 

ちなみに中国本土からだと、330キロ。中国本土からもそれなりに近いです。だからこそ、領土問題になっています。台湾も領有を主張しています。非常に微妙な場所にあるのですね。

 

ちなみに尖閣諸島は現在は日本が実効支配しており、石垣市の一部として扱われています。

 

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ちなみにこちらが魚釣島の写真です。かなり山の険しく、浜辺のない絶海の孤島であることが分かると思います。

現在は無人島ですが、驚くべきことに戦前は一時期日本人が居住していました。250人近くも住んでいたそうです。1940年ごろ皆撤収して、再び無人島化したようですが。

 

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領土問題の火花が散っている尖閣諸島からほど近い与那国島では、自衛隊配備がされることになりました。

与那国島は日本最西端、つまり日本の国境に位置する離島なので、防衛力を特に強化するべきだというのは理屈としては分かります。

しかし与那国島では自衛隊配備反対の垂れ幕が目立ち、島民の方々の間にも複雑な感情があるのだと感じられました。自衛隊が配備されると、島が狙われやすくなるという気持ちもあるようです。

 

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「米軍もやって来る」と、治安が悪くなるということですかね。

 

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レーダー基地ができたら、健康被害が出る恐れがあるということなのでしょうか。反対の理由も様々です。

 

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ガソリンスタンドでは、自衛隊配備を祝う垂れ幕が。これは経済的な話なのかも知れないです。

どういうことかというと、自衛隊が配備されると一定の消費が必ず生まれるので、離島の経済が活性化する傾向があります。

与那国島だけでなく、全国の他の離島でも自衛隊の駐屯によって経済が潤っているケースがあるようです。例えば奥尻島とか対馬とか。

人口減少が問題になり始めた日本において、半世紀も先取りして人口減少に悩み続けてきた離島にとって、自衛隊の隊員の分の人口増は、それだけで非常に嬉しい話でもあります。

そういう意味では、自衛隊配備は一種の離島振興政策のような面もあります。

 

 

本土に暮らしていると、尖閣諸島とはどこか別の遠い世界の話のように思えてしまうのですが、八重山諸島、とりわけ与那国島を訪れると、非常に身近な問題であることがよく分かります。

 

八重山諸島では対中国の危機意識も強く、沖縄本島とは危機意識の差がかなり大きいようです。沖縄本島ではそれほど侵略されてしまうという危機意識がないということです。それはひとえに地理的な要素に帰結するのだと思います。

 

与那国島を訪れた際は、150キロ先にある尖閣諸島にも思いを馳せてみてくださいませ。

 

離島ナビ

http://ritou-navi.com


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