山間の秘境

コバルトブルーの輝き、腐らない倒木。摩訶不思議な秘境・神の子池!!

こんにちは、ドクターリトーです。

今回の記事では、北海道は清里町(きよさとちょう)の不思議な池、神の子池(かみのこいけ)について取り上げたいと思います。神の子池は離島ではないですが、面白い秘境なので取り上げることに

 

◾️神の子池

 

 

神の子池のある清里町は、北海道のオホーツク地方の街。

近くには摩周湖や屈斜路湖があるようなエリアです。なので、北海道の中でも、かなりアクセスのしにくい地方になるでしょう。行くのだ大変なだけに、秘境感がより増します。

 

◾️緑駅から徒歩で10キロ歩きました!

 

 

車で行くのがベストなはずですが、私は緑駅という小さな駅から、なんと徒歩で向かいました。緑駅だけに、緑色に塗装されているのがなんとも楽しい。

この駅は、1日に電車が数本しか来ないし、もちろん無人駅。恐ろしい駅です。

ここから神の子池まで、片道10キロ以上。日頃歩くような距離ではないです。まるで冒険のような感じでした!

 

 

道中には、いかにも北海道らしくジャガイモ畑などが広がっていました。

 

夏だったからか、アブがとても多くて、いつも狙われていました。警戒していても、ブスブス刺されまくる始末。

道東に行くのは初めてだったのですが、こんなにアブが多いとは驚き。野外を歩くときは万全の対策を強くおすすめします。

 

◾️入り口に到着した時には、もうクタクタ。

 

 

アブとやりあいながら、なんとか神の子池の入り口にまでたどり着きました!!

しかしもうこの段階で、もうクタクタで、かなり疲労していました。

神の子池に向かう時には車をお勧めいたします。というか、普通は車で向かうはずなのでこんなこと書くまでもないか。

 

◾️エメラルドに輝く池

 

 

しかし労力をかけてきただけ、神の子池を目にした感動はありました。

写真で見たとおり、実に真っ青な不思議な池。まるで夢の国の池のような風貌です!!

池の周りには木道が設けられていて、池をいろんな方角から眺めることができるようになっています。

 

 

なぜこの池は、普通に無色でなく青いのか。

よくわかっていないらしいですが、水酸化銅がこの池には発生していて、その影響だと言われたりしているようです。

水酸化銅とは、10円玉につく緑青みたいなものか? 確かにそんな色してます。

 

 

◾️腐らない倒木たち

 

 

神の子池の神秘的な点として、ただ単に色が青いだけでなく、倒木がくさらずにそのまま保存されているのです。

これはこの池の水温が、年間平均約8度と非常に低いことが影響しているようです。

なんとも不思議。木が保存されている様から、太古の歴史をどことなく感じます。

 

 

底まで透けて見えて、白い砂地が分かります。

なぜ神の子池という名前なのか。それは神が作ったとも思われる美しさなので、神の子池と呼ばれるようになったとか。

 

北海道の僻地にひっそりと佇む小池。

結構有名だと思いますが、実際に眺めるとまた違いますのでぜひ行ってみてください。

有名なスポットだけに観光客はかなり多いです。写真には人が写っていないので、あたかも静かな秘境のように見えてしまうと思いますが、決してそんなことはありません・・・笑  駐車場には大型バスがたくさん乗り付けています。

 

近くで池を眺めていたおばさんが、「昔の神の子池の方がもっと輝いていて綺麗だった感じがする」と意味深長な発言をしていましたが、どういうことなのかなと思いました・・・笑

人があまり来なかった頃の方が、より秘境感に満ちていたのかも知れません。

 

 

離島ナビ

http://ritou-navi.com

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