絶景!!平山郁夫を生み出した生口島。そして鳴き龍の多々羅大橋!!
こんにちは、ドクターリトーです。
今回の記事では、瀬戸内海は広島県、生口島(いくちじま)を紹介したいと思います。
◾️生口島
生口島は、何だかワクワクする島として、私の印象に残ってます。何度も足を運んでみたくなる島な漢字。
こんな島です。東西に長く、小判のような形をしています
生口島には、しまなみ海道が通っていて、尾道の方から数えて3番目の島です。しまなみ海道のほぼ中間地点にある島だといっても良いでしょう。
広島県の三原港から船が出ており、また車やバスでも用意にアクセスすることができます。
◾️多々羅大橋
生口島の今治側には、多々羅(たたら)大橋という、素敵な橋があります。
こんな橋です。橋の主塔が逆さまのY字型になっている、非常にスタイルの洗練された橋です。
本当に美しいのですよ。写真で見るより、実際に近くに行かれると、もっと体感できると思います。
◾️多々羅 鳴き龍
「多々羅鳴き龍」といって、ここで音を立てると不思議なことが起こります。看板の右手にバチが用意してあるので、是非音を立ててみてください。
見た目も美しい上に、不思議な仕掛けまで用意してある、実に楽しい橋です。
◾️観音山
大三島側から眺めた生口島です。多々羅大橋を渡っている最中にも感じるのですが、「生口島には妙に高い山があるなあ」ということです。多々羅大橋の上から眺めると、圧迫感を感じるほど。
この山はこのあたりの離島の中では傑出して高い山で、観音山(かんのんやま)といって、標高が472メートルもあります。
標高が高いことから、雨乞いや祈祷に昔から利用されてきたようです。
生口島は、昔から神様の島として崇拝されてきており、神が「いつき」たまうの「いつき」が変化して「いくち」という名が付いたという説もあるのですね。
◾️平山郁夫の島
この生口島出身の有名人に、画家として有名だった平山郁夫(ひらやまいくお)がいます。
シルクロードや仏教寺院などの絵画が有名で、彼の名を冠した美術館には、一度鑑賞すると非常に印象に残るような絵画が展示されています。
http-//www.granza.jp/member/?lid=1038
シルクロードを歩くラクダの隊列です。ラクダに乗っている人たちは物思いに耽っているような様子。
平山郁夫の絵って、思わず引き込まれる不思議な奥行きがあるのですね。
平山郁夫は、故郷の瀬戸内海の絵も残しています。
http-//plaza.rakuten.co.jp/february4th/diary/200510200001/
瀬戸田港です。海際の家々の様子が、瀬戸内海の街並みの様子をよく表しています。
http-//blog-imgs-43.fc2.com/k/a/z/kazuokimoto1115/20130116201811dea.jpg
夕暮れのしまなみ海道の橋の絵ですね。
平山郁夫の画風の基礎には、瀬戸内海の多島美がおそらくあるのだと思います。
是非、平山郁夫美術館。一度足を運んでみてください。
建物もゆったりとした造りで、くつろぎながら絵を見ることができます。
http://hirayama-museum.or.jp/ (美術館のHPです)
◾️煌びやかな寺、耕三寺
http://ntaki.net/ar/sc/017/index.htm
生口島には、耕三寺(こうさんじ)という有名な寺もあります。
こんなに煌びやかなお寺は、日本広しと言えどもなかなかないでしょう。
平山郁夫美術館のすぐそばです。絶景です。
こちらも是非行ってみてください。一見の価値ありです。登録有形文化財です。
美術館と合わせて、この島を印象深いものにしてくれるでしょう。
http://www.kousanji.or.jp(耕三寺のHPです)