世界一狭い「土淵海峡」と「エンジェルロード」の小豆島・土庄町!!
こんにちは、ドクターリトーです!!
今回の記事では、瀬戸内海は香川県の小豆島(しょうどしま)について、扱いたいと思います。
◾️小豆島
小豆島は瀬戸内海で淡路島についで、2番目に大きな離島。人口は約3万人というから、たいしたものです。
(淡路島の記事も御覧ください→http://ritou-navi.com/category/瀬戸内海の島/淡路島/)
規模が大きい離島であるだけに、見どころが非常に多いのがこの島です。そして小豆島にはどこか昔懐かしい、レトロチックな雰囲気が全体的に漂っています。ひと昔前の世界にタイムスリップしたかのような、そんな印象を歩いていると受けます。
今回の記事では、島の西側にあたる、土庄(とのしょう)エリアについて、見どころを紹介したいと思います。
◾️「二十四の瞳」像
土庄の港に到着すると、まず目にするのが、この像です。一人の大人の女性と、その他の子供たちなのですが、「二十四の瞳」のワンシーンを表現したものです。
二十四の瞳は、瀬戸内海の離島を舞台にした、反戦をテーマとした物語です。元は壺井栄の小説でしたが、後に映画化されました。原作では、舞台は小豆島とは明らかにされていないのですが、映画のロケにこの島が使われたので、小豆島が二十四の瞳の島ということになっています。
ただし、ロケに使われたのは西の土庄エリアではなく、島の東側の坂手エリアです。詳しくは「二十四の瞳映画村」のHPを御覧ください。
→http://24hitomi.or.jp/
◾️エンジェルロード
また、土庄といえば、ここ「エンジェルロード(天使の散歩道)」が有名です
写真では大きな岩と島とが、細い道でつながっていますが、満潮の時にはこの道は消えます。
見えたり、見えなくなったり、歩けたり、歩けなくなったりする、魔法の道なのです。1日に数時間しか、姿を見せません。
ここは「恋人の聖地」で、手をつないでカップルで渡ると、幸せになれるとされています。是非行ってみてください。
◾️土渕海峡(どふちかいきょう)
ここも、土庄の名所です。土渕海峡(どふちかいきょう)です。小豆島の本島と、前島の狭間にあるのが、土渕海峡です。小豆島は一つの島だと思われがちなのですが、一番西にあるでっぱった部分は、前島という別の島だったりします。
土渕海峡は、ギネスにも載っている、公認の世界で最も狭い海峡です。一番狭くなっている部分は約9メートルしかありません。
海峡というと、ジブラルタル海峡とか、マラッカ海峡とか、おおげざなものをつい想像してしまうのですが、この土渕海峡も立派な海峡なのですね。
◾️迷路のまち
また、土庄は「迷路のまち」としても有名です。
小豆島は瀬戸内海の要所にあるので、勢力争いの激しいところでした。敵が攻めてきてもすぐに攻略されないように、迷路のように分かりにくい街を敢えて設計したのです。攻めにくく、守りにくい、そんな街を目指したようです。
http://blogs.yahoo.co.jp/p115560/35837557.html
「迷路のまち」を高台から眺めてみると、家と家の感覚が狭く、そして斜めに家が建っていたり、規則性というものがまるでありません。当時の区画をそのまま残しているようです。実際に歩いてみると、この街の捉えどころのなさが、よく分かりますよ。本当に迷ってしまいます。
◾️西光寺の三重塔
そして迷路のまちの一角にあって存在感を示しているのが、この西光寺の三重塔です。
朱塗りの建物で、とても艶やかで、眺めていると晴れ晴れとした気分になります。土庄の街のシンボル的存在でしょうか?
文句無しの絶景です。
小豆島でも見どころの多い土庄港エリア。是非歩いてみてくださいませ。