2016年開催。海と島を舞台にした「瀬戸内国際芸術祭」発進!!
こんにちは、ドクターリトーです。
今回の記事では、2016年に開催される、瀬戸内国際芸術祭について、特集をしてみたいと思います。
瀬戸内国際芸術祭とは何か。
それは名前の通り、瀬戸内海、とりわけそこに浮かぶ離島を舞台にした、アートのお祭りです。
香川県と、一部岡山県の離島が舞台になっています。瀬戸内海を西側と東側と大きく区分けした場合、東側の海域ですね。
アートの島として有名な直島や、小豆島のあたりと言うと、分かりやすいでしょうか。
瀬戸内国際芸術祭自体は、実は2010年より始まった取り組みで、2016年で三回目の開催になります。3年ごとの開催ですね。
2010年の時より、舞台になっている離島の数が増えています。
2016年に芸術祭の舞台になる離島は、直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島、沙弥島(春会期)、
本島(秋会期)、高見島(秋会期)、粟島(秋会期)、伊吹島(秋会期)となっているようです。
離島の位置に関しては、上の地図を参照ください。
犬島と沙弥島は地図に載っていないようですが、犬島は、岡山県近くの離島です。
(犬島の銅精錬所跡の記事があります。こちらの記事をどうぞ)
→http://ritou-navi.com/?p=1094
沙弥島は現在は埋め立てによって本土と地続きになっていて、瀬戸大橋沿いにあります。
開催時期は、以下のようです。
春:3月20日(日・春分の日)ー4月17日(日) 29日間
夏:7月18日(月・海の日) ー9月 4日(日) 49日間
秋:10月8日(土) ー11月6日(日) 30日間
詳しくは、こちらの瀬戸内国際芸術祭、公式HPをご覧ください
→http://setouchi-artfest.jp/news/post/3016
私も、2010年ですが、芸術祭に参加したことがありまして、とても面白い取り組みだったこともあり、強い印象が未だに残っています。
ちなみに、瀬戸内国際芸術祭は、近頃過疎に悩む瀬戸内海の離島に人を呼んで活性化すること。島起こし的な意味合いも強く持っています。
2016年の芸術祭のキーワードは、「海の復権」なのだとか。
こちらは高松港。高松からアクセスできる離島・・・直島、小豆島、豊島、男木島、女木島などは、ここから出発することになります。
港から旗が立ててあったりして、気合が入っていました。
高松港を出て、船の上から高松の街並みを眺めると、こんな感じです。
静かな海と、遠くに見える美しい街並み。
アートだけでなく、この風景も堪能してほしいなーと思います。
こんな楽しい、小屋が作ってあったり(小豆島だったかな)。
お皿を組み合わせて作られた、不思議な雰囲気の置物。
直島銭湯。こちらは、アートの開催に関わらず、いつでもありますが。
田んぼには、羽のついた、不思議な置物たちが・・(これは豊島のはずです)。このように、島の自然と溶け合ったアートというのも、芸術祭の展示アートの特徴です。
人間よりも大きな、巨大なゴミ箱もあります(これは直島)。
直島の地中美術館。こちらは、芸術祭会期中は、芸術祭のチケットを見せればそれで入ることができるので、大変お得でした(普段は2000円)。
いい感じのカフェもあります(これは女木島)。
とにかく見どころが多いので、是非行ってみてくださいませ。
きっと瀬戸内の離島の魅力が分かり、リピーターになること請け合いです。私も是非2016年、どこかの時点で芸術祭に参加しようと思っているので、もしかしたら会場にて出会ってしまうかも知れないですね笑
2010年時には、このような冊子が渡され、これでアートを鑑賞することができました。アートを見学するとスタンプを押してもらえる、スタンプラリーのようになっていて、それも面白いですよ。