久しぶりに直島に行ってきました!:地中美術館と睡蓮の池。
こんにちは。ドクターリトーです。
先日瀬戸内海は香川県の直島(なおしま)に久しぶりに行ってきたので、旅について書いていきます!!
◾️高松港には、瀬戸内国際芸術祭の痕跡が
直島にはいつも通り高松から向かいました。対岸の岡山県の宇野港から向かうルートもあるのですが(宇野港からの方が直島に近い)、高松が好きなのでいつも高松からフェリーで向かうルートを取っています。
今年2016年は瀬戸内国際芸術祭の開催年。ですので、フェリーターミナル近くの建物には国際芸術祭の旗が一面に掲げてあります。もっとも直島を訪れた日は夏季大会と秋季大会の間に当たるなので、芸術祭はお休みだったのですが。開催期間中に直島に行くとすごく混みそうなので避けた訳です。
瀬戸内国際芸術祭についてはこちらのHPを参考にしてください。そして興味があれば行ってみて下さい。
◾️島々を眺めながら、一時間かけて直島へと向かう。
これが直島へと向かう船。「あさひ」という名前のようです。短距離を運行する割には、なかなか大きな船です。
船に乗り込むと、1時間の瀬戸内クルーズの始まり。瀬戸内海は多島海なので、どちらを向いても島がたくさん見えます。
写真は、女木島(めぎしま)。国際芸術祭で使われている島でもあります。鬼ヶ島伝説の残る洞窟でも有名。
こちらは、男木島(おぎしま)。女木島とセットです。段々畑のように斜面に展開する集落が見事な島です。
いよいよ直島が近づいてきました。こちらは直島のすぐ隣に浮かぶ荒神島(こうじんしま)。無人島ですが、かつて開発されて地肌が丸見え、禿げ上がっています。実は昔の遺跡が発見されたりしているようです。
◾️直島へと到着
いよいよ直島に到着です!! 島に着いたらレンタサイクル(500円)を借りてさっそく島内散策。直島は一部それなりにアップダウンもありますが、レンタサイクルで回れる程度だと思います。
さっそく、何かモニュメントが。これも国際芸術祭の痕跡です。中に入って遊べるよう。
いつも通りの黄かぼちゃ。赤いかぼちゃは直島港すぐ近くにあるのですぐ行けますが、こちらは島の反対側にあるので行くのが大変です。
◾️モネを彷彿とさせる睡蓮の池
途中の貯水池(?)には、睡蓮の池になっていました。前は睡蓮などなかったような気がしたのですが、前からあったのかも知れません。直島といえば地中美術館。そして地中美術館のメインはモネの睡蓮の絵。この池は地中美術館と対応しているのでしょう、きっと。
本当に池全体が睡蓮だらけ。ちなみに睡蓮と似た植物に「蓮」がありますが、蓮の葉っぱには睡蓮のように切れ込みが入っていないそうです。これは豆知識。
◾️庭園だけでも美しい、地中美術館
地中美術館チケットセンターにやってきました。ここでチケットを買って、美術館にレッツゴーです。
美術館がある丘へと向かう坂には、「モネの池」が再現されています。
池には色とりどりの植物たちが茂っています。前5月頃に行った時には、パンジーとか他の花が咲いていたので、季節によって植物が入れ替えられているようです。職員の方々の努力の賜物でしょう。
もちろん睡蓮も浮かんでいます。モネの睡蓮を見る前に、実際の睡蓮をみて雰囲気を掴んでおくという意味合いがあるようです。本当によくできた美術館!!
◾️地中美術館について
地中美術館は非常に奥が深い美術館で、随所まで工夫が施され(展示物だけでなく美術館の空間自体にもそれぞれ意味が込められているのでそう)、三回目の今回でようやくある程度理解できたかなーと思えました。
美術館のほとんどが地中にあるので、実際にも奥は深いです(笑)。2000円の入場料は若干高いですが、十分値します。これは行かないと損だと思います。
モネの睡蓮は、5枚展示されているのですが、それぞれ描かれている時間帯が違い、時計回りに朝→昼→夕方→日没となっています。日光との兼ね合いで池が移り変わる姿が伝わり、とても面白いですよ。
もちろん写真撮影不可なので、載せることはできませんが。
◾️帰りは高松でうどん
帰りは再び高松へ。讃岐うどんの店があちこちにあるので、帰り際にうどん巡りをするのも楽しいですね。そのために宇野港からではなく、高松から向かっているのかも知れません。