神の住まう宮古の秘島、大神島。アダンの実は甘かった!
こんにちは、ドクターリトーです。非常に久しぶりの記事になってしまいました。今年の3月半ば、宮古諸島に行ってきたのでその旅について取り上げたいと思います。中でも最もインパクトが強かった大神島(おおがみしま)について。
【大神島情報】
《アクセス》宮古島、島尻漁港からフェリーでいくらか。沖合にあるので短時間です。
《宿泊》「おぷゆう食堂」のみ。食堂ですが、宿泊施設も兼ねる。
《食事》「おぷゆう食堂」のみ。カーキたこ丼が名物。
◾️神の住まう極小島
大神島は、その名の通り、神の縁の深い島。
宮古諸島はユタ文化を始め、神秘的な土地柄なのですが、その中でも大神島は地元では「神の島」と呼ばれています。なにしろ「大」神ですからね。
とても小さな島で、面積は0.24平方キロ、人口は30人足らず。面積人口共々、極小島です。宮古島本島の東側にポツリと浮かんでいます。
島尻港という小さな港から、こんな船に乗って向かいます。
http://o-gamijima.com/(詳しい時刻表などはHPにて)
船に乗るとまもなく大神島が見えてきました!! というか、宮古島対岸からも十分見えるのですが。天気があまりよくなかったので、海の色は鉛色に見えます。
◾️人も動物も過疎の島
大神島にたどり着いて、すぐに出くわしたのがこのワンコです。これは島に一匹だけの犬。非常に人馴れしています。
大神島は人口も大幅に減少しているようですが、動物もほとんどいなくなっているようです。まさに人も動物も過疎化。
◾️少子化を超える「無子化」
こちらは、大神小中学校「跡地」。離島にはありがちですが、「少子化」を超える「無子化」。
島には子供がいなくなったので学校も廃校になってしまいました。
◾️ガイドの人に案内してもらう
大神島をガイドしてくれる島民の方がいたので、さっそく頼みました。謝金は2000縁。
島を見渡せる展望台へと向けて出発です!
途中はバナナの樹々も茂っていたりします。
◾️神の島、大神島
ちなみに大神島は神の島だけあって、一般人は立ち入り禁止のエリアが多いそうですが、ガイドの人と一緒に行けば問題ありません。
大神島の山では、島の女性が山頂に籠りきりになって儀式など行うそうですが、それはもちろん男子禁制の儀式。眺めることはできません。
上の写真は山頂の展望台からの眺め。対岸に見える土地はもちろん宮古島。天気が良くないために、あまり絶景は望めませんでした。
◾️アダンの実をかじる
このガイドさんは面白い人で、山吹色に熟れたアダンの実をもぎとって、かじらせてくれました。
アダンをかじるという発想自体私にはなかったので、驚くばかり。確かにパイナップルの実に似ていなくもないですが。
次の記事ではアダンについて取り上げて行きます。http://ritou-navi.com/2017/05/13/oogamishima2/