「もののけ姫」の舞台、白谷雲水峡を太鼓岩まで!:屋久島
こんにちは、ドクターリトーです。今回の記事では、屋久島の白谷雲水峡(しろたにうんすいきょう)について取り上げたいと思います。白谷雲水峡は、ジブリの「もののけ姫」に登場する原始の森のモデルでもある非常に麗しいところです。
【屋久島情報】
《アクセス》本土から多数直行便あり。もしくは鹿児島港からフェリー、またはジェットフォイル。
《宿泊》ホテル、旅館、民宿、ペンションなんでもあり。有名観光地なので。
《食事》食堂多数あり
◾️屋久島へGO!
屋久島へ向かうには、鹿児島港からフェリーに乗るか、トッピーという高速船に乗る、もしくは飛行機で行く方法もあります。トッピーは片道8000円程度で非常に高いので、半額程度のフェリーを使うことをオススメします。フェリーだと片道4時間くらいかかりますが。http://ferryyakusima2.com/(フェリー屋久島2のページ)
上の写真は薩摩半島の開聞岳。非常に美しい山で、鹿児島湾を出て外海に突入するぐらいの時にフェリーから眺めることができます。
フェリーの他は、青い海と青い空、そして水平線しか見渡せなくなります。天気も良かったのでこの上なく快適。
屋久島の宮之浦港がやがて近づいてきました。平地がほとんどなく、山の深い離島であることが一目瞭然です。
◾️白谷雲水峡へ向かう
宮之浦港からは白谷雲水峡までバスが出ているのですが、民宿の人に送っていただきました。
高度が上がってくると、こんな感じの絶景を見渡せるスポットも通りかかります。下の方に見えるのは、宮之浦の集落。
http://tozanguchi.net/shirataniunsuikyou-basu/(アクセスはこちらのHPがわかりやすいです)。
◾️いよいよ白谷雲水峡へ
白谷雲水峡トレッキングがいよいよ開始。「雲水」峡というだけあって、滝や川が豊富にあり、非常に山紫水明な景色が広がります。
白谷雲水峡は初心者向けというべき手頃なコースなので(往復約6キロ)、屋久島では最初にチャレンジするのが良いと思います。荒川登山口からの縄文杉コースよりは遥かに楽に感じました、実際。
私は五年前に一度行ったことがあり、二度目の白谷雲水峡。その時は屋久島には少ししかいる時間はなかったのですが。
入り口あたりはこんな感じでした。エメラルドに輝く泉が美しい限りです。
◾️苔のむす岩
しばらく歩くとこんな景色が広がります。苔のびっしりとむした岩がたくさん転がっています。たしかに「もののけ姫」にもこんな景色があったような。
なんと苔岩の上にも植物が生えています。なんとも瑞々しい景色が広がります。
◾️不思議な名前の杉たち
さらに前に進んでいくと、不思議な名前をつけられた杉たちに遭遇!
「シカの宿」。小学生が名付けたらしいです。本当にシカが雨宿りするのか分かりませんが。
武家杉、公家杉。左の方の荒々しいのが武家、右の白っぽい杉が公家のようなので公家杉と。結構的を射たネーミングセンスだと思いました。
「かみなりおんじ」。雷に打たれた杉らしいです。年取った老人に見立てたと。
◾️いよいよ太鼓岩へ
これが白谷雲水峡一番の名所、太鼓岩(たいこいわ)。
人が大勢上に乗れるほど大きな岩が絶壁になっていて、向こうの山まで絶景を見渡すことができます。滝の姿も確認。
もののけ姫のオオカミの洞窟のモデルにももなっているそうな。
落下は要注意ですが、何か叫んだりするとすごい気持ちの良いスポットです。これはどうしても行くべきスポット。
白谷雲水峡についてはこちらの記事もご覧ください→http://ritou-navi.com/2015/08/13/mononoke/(5年前に一度目に屋久島に行った時の記事)。
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