訪れたい博物館・資料館,  山間の秘境

12月の雪が降り積もる中、福井勝山・恐竜博物館へ行ってきました!!

こんにちは、ドクターリトーです。福井県の勝山市にある福井県立恐竜博物館に行ってきたので、今回の記事ではその件について。真冬の勝山は雪に埋もれていてなかなか楽しいところでした! 離島とはなんの関係もなさそうですが、気にせず取り上げていきます。

 

◾️真冬の雪に埋もれた福井!!

 

 

福井県にはこれまでほとんど行ったことはなかったのですが、冬の福井は一面雪に埋もれていて驚きでした。福井ってあんまり北でもないのですが、日本海側なので豪雪地帯なんですねー。

恐竜博物館は、福井県といっても県庁所在地のある福井市ではなく勝山市というところにあるので、「えちぜん鉄道勝山永平寺線」という路線に乗ってひたすら東の方へと向かいます

終点勝山駅は洒落た雰囲気の小さな駅。ここから直通バスに乗って恐竜博物館へと向かいます。

 

◾️恐竜博物館へ!

 

ドーム状の建物がやがて視界に入るのですが、それこそが恐竜博物館です。

実際に恐竜が生息していたジュラ紀や白亜紀は暖かい時代で雪など降らなかったらしいので、なんだか斬新な光景です。

なぜ福井に恐竜博物館があるのかといえば、福井県が恐竜の化石発掘量日本一の県だから! その中でもここ勝山は化石の宝庫らしいです。

 

 

恐竜博物館の入り口に座っているのが、こちらの恐竜博士。恐竜なのに白衣を着て、しかも二足歩行という不思議な人(恐竜?)です。一緒に記念写真を撮ってみましょう。

 

◾️いよいよ恐竜博物館へ!

 

 

この日は「家庭の日」だったので、ありがたく無料にて入場できました!! 偶然ではなく、この日を狙っていったのです。月に一回第三日曜日は無料になるそうです。詳しくは公式HPを→https://www.dinosaur.pref.fukui.jp/guide/fee.html

3階建てのかなりの広さのある博物館です。この福井県立恐竜博物館は、質・量ともの世界有数の規模を誇る恐竜博物館だそうで、この段階でワクワクしてきました!!

ちなみに恐竜博物館が開館したのは2000年。20世紀最後の年ですね。

 

◾️ティラノサウルスのお出迎え

 

 

エスカレーターで一階まで降りていき、しばらく歩くと出迎えてくれるのはこちらのティラノサウルス。

これはあたかも実際に生きているかのように動きます。初っ端からテンション上がりますよー。

 

◾️恐竜の化石たち

 

フロアには色んな種類の恐竜たちの化石が、ところ狭しと陳列されています。

こちらはトリケラトプス。植物恐竜の代表的存在で人気も高い恐竜です。頭にツノと大きなフリルがついているのが特徴です。一方でトカゲにも思われる小さな恐竜も。

 

 

背中に突起が並んでいるこちらの恐竜は有名なステゴサウルスかと思いきや、ヘスペロサウルスという別の恐竜。突起の形が違うそうです。

背中の突起は体温調整の役割を果たしていたのだとか。

 

 

こちらは少々グロテスクですが、恐竜の卵です。さすが恐竜だけあって、ダチョウも顔負けの大きさ。

恐竜は卵を生みっぱなしで放置していたと長年思われていたのですが、近年の研究ではちゃんと子育てをしていたという説が有力になっています。

卵で誕生するところは、やはり哺乳類との大きな違いですね。

 

 

草を食べる草食動物の模型。こんなに首が長いとさぞ体の負担が大変かと思いますが、実は吊り橋のような構造でバランスを取っていたとか。見事です。

 

 

一つ上の階から俯瞰すると、化石たちがとてもよく眺められます。左側に写り込んでいる恐竜など、超ビッグですね!!

こんなのが普通に歩いていたとは、恐竜時代は今とは全てが違う世界だったことでしょう。まさにロストワールド。

 

◾️映画「おまえうまそうだな」

 

 

博物館内では、「おまえうまそうだな」という恐竜時代を舞台にした映画も放映されていました。

ネタバレになるので詳しくは書きませんが、草食恐竜たちと一緒に育てられた大顎(肉食のことらしい)の「ハート」というティラノサウルスが、やがて草食動物のアンキロサウルスの赤ちゃんを逆に育てるという一風変わったストーリー。

アンキロサウルスの赤ちゃんに対して「おまえうまそうだな」といったところ、赤ちゃんが勘違いして「うまそう」を自分の名前だと思い込んだという話。

結構面白かったです。絵本も出ているそうですよー。

「おまえうまそうだな」予告編はこちら!!

https://www.youtube.com/watch?v=OV4ZsYSfw6k

恐竜博物館、とても楽しめるスポットなので是非とも訪れてみてください。今はリニューアルオープンされ、以前よりさらにパワーアップしております。

 

離島ナビ

http://ritou-navi.com

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