台風24号迫る!沖縄県知事選の真っ最中、世界文化遺産・座喜味城を訪れた話。
こんにちは、ドクターリトーです! ご無沙汰しております。
◾️久しぶりに沖縄本島へと訪れました! 時は、選挙真っ只中。
久しぶりに沖縄本島へと足を延ばしました。
問題は台風24号(チャーミー)が沖縄に向けて着々と北上中であったこと。本島へと見事にヒットする予定で、規模は最大級。全然チャーミングには思われないが。
那覇へと到着すると、いつもと街の様子が違いました。
そう、67歳の若さで翁長知事が急逝したことで、沖縄県知事選挙が開催中だったのです!
当選したのは辺野古への基地移設へ反対派の玉城デニー氏が当選しました。これから沖縄政治がどう移り変わっていくのが、注目しどころですねー。
那覇市街のジュンク堂には、翁長知事関連や、沖縄政治の本が所狭しと並べられていました。これを好機として特集が組まれていたようです。沖縄を愛して闘ってこられた翁長知事には、心から哀悼の意を表したいと思います。
沖縄の政治は切実な問題を多く抱えているので、本土に比べて選挙にも熱が入っているようです。暮らしと政治の距離が近いというか。
◾️世界遺産、座喜味城へ!
私は那覇を後にして、レンタカーにて少し北の読谷村の世界遺産、座喜味城へと向かいました。沖縄本島に行くたびに城(グスク)は訪れるようにしているのですが(今帰仁城、勝連城、首里城もですね!)、世界遺産のグスクの中で最後に残ったのが、この座喜味城でした。
世界遺産だけあって、どんなグスクなのか、ドキドキ。毎度、日本本土の城とは明らかに異なる雰囲気。アーチ状の城門。これを造るには、かなり高度な築城技術が必要だそうです。
グスクの内部には芝生が植えられ、とても美しい光景になっています。ここでピクニックでもしたら楽しそうですね。・・・していいのかは知らないですが。
この丸みを帯びた城壁は琉球グスク特有のものだそうです。本土の城のように角が尖っていません。
角が立つのを嫌う沖縄人の特徴を表していると聞いたことがあります。
座喜味城は、唯一城壁の上を歩き回ることが可能なグスク。城壁から内部を見渡すと、それなりの広さがあることが分かります。何か跡があるのは、大昔の暮らしの痕跡かなー。
亀甲墓や民家やさとうきび畑も見渡せます。座喜味城は、世界遺産のグスクの中でもひときわ気品に満ちている感じがしたので、おすすめしたいと心から思います!
沖縄は政治的にも特徴的な土地ですが、グスクひとつとってみても極めて異質で、沖縄の特殊性を象徴する場所である感じがいたします。
◾️ついに、台風24号襲来!
沖縄にやってきてしばらくすると、とうとうチャーミーが到着しました。とてつもない豪雨にて、ネットカフェに封じられて1日以上身動きが取れませんでした。
上の写真は、台風一過の国際通り。時刻は夜明け前。風はまだ強く、樹の葉がわなないています。
樹々もどんどんなぎ倒されていきました。沖縄は台風の多い土地ですが、威力の凄まじさを痛感します。結局旅行の日程は崩れましたが、沖縄の台風を実際に経験したのは今回がはじめてだったので、そういう意味では良い経験になりました。
何度行っても新しい発見があり、本土とは異質な沖縄。来るたびに新しい発見がある。やはり何度でも来たいなーと、そう強く思いました。