徳島は本当に「島」だった!地名は体を表すんですね。徳島城址に登る。
こんにちは、ドクターリトーです。今回の記事は一風変わったテーマ。徳島に先日赴いたのですが、その時気がついたことについて。結論から言うと、徳島は本当に「島」だったという驚くべき事実を知りました。
◾️四国のマイナー県、徳島県
徳島県といえば、四国の一角を占める重要な県・・・のはずですが、四国四県の間では存在感が薄い傾向があります。
愛媛といえば、みかん、道後温泉。
高知といえば、かつお、龍馬、室戸岬。
香川といえば、うどん、ため池。
徳島といえば・・・・・・・阿波踊り??
やはり、あまり印象が強いとは言えないようです、やはり。
こちらの「ぱっと思い出せない都道府県」でも、堂々4位にランクインしていました・・・笑
https://gakumado.mynavi.jp/gmd/articles/16534
◾️徳島、それは島だった!!
冒頭でも触れましたが、先日私は徳島へと行ってまいりました!
その時ふと思ったのが、徳島の地名の由来。そう離島にちなんだ「島」が名称に入り込んでいるではありませんか。
上のグーグルマップを見ていただけば一目瞭然なのですが、徳島が「徳島」なのは、大変わかりやすいことに、実際に島だったからなのです。
徳島城址があるところ。三角州になっており、周囲を川で囲まれています。これは「周囲を水で囲まれている」という島の条件を立派に満たしています。
Wikipedia情報によると、徳島城を築城する際、三角州を選んで築城したとのこと。周囲を天然の堀で囲まれているので、守りやすかったということでしょうか。それに縁起のよい「徳」をつけて「徳島」になったそうです。
徳島は島だった! それを知った時、それまで私の中で存在感の薄かった徳島が燦然と輝き出すのをはっきりと感じました。一気に親しみが増しました。
四国の県のうち、島にゆかりのある県は徳島だけでしょう。まあ徳島自体は、あまり離島に恵まれた都道府県とは言えないんですけどね!
◾️徳島城址付近を散策してみた。
というわけで、せっかくやってきたので徳島を散策してみることにしました。駅前は椰子の木が植えられているなど、いかにも南国らしい雰囲気。
ちなみに徳島市役所も徳島大学も、徳島城址も皆、徳「島」の中にあります。徳「島」がまさに徳島の中心地であることがよく分かります。
徳島城址にも登ってみることにしました。水路に風景が映し出され、非常に良い感じです。
それなりの高さがあり、結構登ってきて、あともう少しで頂上というところ。
天守閣があった場所からは、絶景が見渡せる!とまではいきませんでしたが、木の狭間から徳島市街の様子が見渡せます。さすがに県庁所在地だけあって、なかなかの都会に見えます。徳島市のシンボルである「眉山(びざん)」からははるかに良い景色が見渡せることでしょう。
下山際には、治療中の樹木も見かけました。謎のボトルは、徳島大学の研究室の手によるものだそうです。
徳島、まったりとした雰囲気が街に漂い、とても良いところです。訪れたのは初めてですが、好きになってしまいました。
徳島ラーメンも食してみました。徳島ラーメンには三つの系統があるらしいですが、これは黄系というやつでしょうか。
◾️徳「島」にいってみよう!
徳島は良いところでした。鳴門なども美術館があったりおすすめスポットなのでおすすめです。是非とも行かれることをおすすめします。その際は徳島の地名の由来についても、是非思い出してやってください・・・笑
名は体を表すなんて言いますが、地名もやはり体を表すそうです。全国の地名で「島」がつくところには、他にもきっとエピソードがあるのかも知れません。離島ナビでは京都の中書「島」についても扱っていますのでご参照ください。中書島も内陸きわまりないところに位置しているのですが(京都なので)、やはり島なのです。
→http://ritou-navi.com/2015/12/02/chushojima/
離島ナビ