エメラルドの海を橋で渡る古宇利島。オーシャンタワーとハートロックは見物。
こんにちは。今回の記事では、沖縄本島から橋で渡る古宇利島(こうりじま)について取り上げたいと思います。沖縄の島でも近頃人気が上昇しているところなので、名前を聞いた事がある人も多いのではないでしょうか。といっても、私もちょろっと観光しただけなので、そんなに詳しくは説明できませんが・・・笑
■古宇利島へ渡る
古宇利島に渡るには、車で渡るのが普通のアクセス方法。具体的には沖縄北部の今帰仁村(なきじんそん)から、屋我地島(やがちじま)、その後古宇利島のトレードマーク的存在である古宇利大橋を通って入島します。写真の橋が、古宇利大橋です。2005年に開通したので、かなり新しい方です。それまでは橋のかかっていない「離島」でした。
近くには、世界遺産の今帰仁城や美ら海水族館などがありますので、合わせて行ってみてください。
■まずは、オーシャンタワーへ行こう
古宇利島に行ったら、別にどこから観光しても良いのですが、まずはオーシャンタワーに行きましょう。古宇利大橋や島を見渡せますから。
展望台まで向かうのですが、行き方が変わっていて、電動の自動車(?)に乗ると自動的に連れて行ってくれます。スタジアムで野球選手を運ぶ車に似ているかな。
周囲をハイビスカスや南方の樹々などが植えこまれた庭園を走り抜け、途中海も見渡せます。これが意外と楽しいです。
遊園地のアトラクションよろしく、写真もバッチリ撮られていますので、気に入った人は買ってみてください。
■タワー内の風景
タワー内では、多くの貝殻の展示品が。 本当に様々な種類が取り揃えられて、しばらく目を奪われます。
多くの種類を並べると、まさに海のアートです。自然に勝るアートなし、かな。
古宇利島についてのプチ講義も。古宇利島には旧約聖書のアダムとイブとほとんどそっくりの神話が残り、なんと「人類発祥の地」だそうです。エデンも人類創生の地だし、一体どこが本当やら。神話は、世界中に似たような話が伝わりますね。この小さな古宇利島こそ、世界の始まりの地なので、是非とも聖地に来た感動に包まれてください。
こちらがタワーのクライマックスともいうべき、展望台からの眺望。古宇利大橋の全景が見渡せます。
晴れていれば、もっと絶景なのでしょう。
■「恋の島」の象徴、ハートロック
古宇利島は、「恋の島」なんて言われており、カップルで訪れるにおすすめですが、こちらの「ハートロック」も象徴の一つ。見事ハートの形をしていますね。
大昔の珊瑚が姿を変じた石灰岩が波で浸食されて出来上がった地形ですが、きのこみたいな変な地形。宮古島でも「ノッチ」という岩が海岸に生えていて、似た景色を見る事ができます。
■運天の共同売店
こうして島の観光を一通り終えた後、橋を渡って本島に戻ったのですが、近くに偶々素敵な「共同売店」を見かけました。沖縄の田舎には、集落が資金を出し合って運営する共同売店があちこちにあります。集落ごとに個性が出て、チェーン店とは違う個性が感じられ面白いです。
中はこんな感じ。共同売店は昭和風というか、昔懐かしい雰囲気のお店が多い印象なのですが、この店は非常にスタイリッシュ。最近リニューアルしたそうです。共同売店も色々だなあと思い知りました。