行けない日本の島。松江・竹島資料室で竹島を知ろう。
こんにちは。今回の記事は竹島(たけしま)について。
竹島と言えば韓国との領土問題で有名なところです。隠岐諸島のさらに向こう、島根県に属しています。
日本海でもかなり北に浮かんでいます。韓国と日本の中間地点あたり。現在は韓国に占領されており、日本人は訪れる事ができません。韓国では竹島を独島(トクト)と呼び、要塞化して軍隊も駐在させているそうです。
■竹島資料室
竹島についてい知るならば、松江市の竹島資料室へ行ってみましょう。
竹島のシルエットが美しい。男島(おじま)と女島(めじま)。
竹島はいつから韓国に占領されているか。1952年からだそうです。
1952(昭和27)年1月,李承晩韓国大統領は「海洋主権宣言」を行って,いわゆる「李承晩ライン」を国際法に反して一方的に設定し,同ラインの内側の広大な水域への漁業管轄権を一方的に主張するとともに,そのライン内に竹島を取り込みました。
外務省のページにはこのように書かれております。
竹島についてのあれこれが展示されています。領土問題に関心のある人なら訪問すべきスポットでしょう。
竹島の模型がいくつもあります。こちらは非常にリアルで、あたかも訪れたような心持にさせてくれます。険しい地形で人が住むには難しそうですね。
2月22日は「竹島の日」。由来は
政府は、これまでどこの国も竹島を自国の領土だとしていないこと、日本人しか実際に漁業を行ってないことを確認し、1905(明治38)年1月、竹島の領土編入を閣議決定しました。これを受けて、島根県は同年2月22日、竹島が島根県隠岐の管轄になったことを正式に告示しました。
だそうです。
■メチの島
竹島を巡る創作物として、「メチの島」が紹介されていました。メチとは聞き慣れない言葉ですが、隠岐ではニホンアシカを指すそう。竹島にはメチが生息していて、隠岐の人々が狩猟していたそうです。
詳しくはこちらを
→https://newsdig.tbs.co.jp/articles/bss/676231?display=1
分かりやすい絵本ですね。
■松江観光
竹島資料室は松江の観光がてらに訪れたのですが、松江は古き日本が色濃く残る魅力的な街です。
世界遺産登録を目指している松江城。
天守閣から眺める宍道湖。
風情ある御堀。
明治時代の興雲閣。
小泉八雲の暮らした街。
小泉八雲の旅道具。
松江の有名なお祭りである「ホーランエンヤ」の伝承館。日本三大船神事の一つです。
宍道湖沿岸にある、歴史深き玉造温泉。
島根県立美術館。
宍道湖に沈む夕陽。宍道湖が誇る絶景。
竹島資料館、関心のある人は松江観光がてら足を運んでみるのも良いかも知れません。松江は「小京都」としても有名で、昔懐かしい風情が残るとても素敵な街です。私としては日本でも指折りの素晴らしさだと思って居ます。
竹島が日本に還ってくる日は、果たしてやってくるのでしょうか。