学生が島旅をすると得られる、3つのメリット!!
こんにちは、ドクターリトーです!!
今回の記事では、「学生が島旅をすると得られる、3つのメリット」について書いてみたいと思います。
読者の方々、特に時間のある学生の方には、是非とも全国の離島に足を伸ばしてほしい、とドクターリトーとしては痛切に願うからです。
1、日本の空間的な広さを実感することで視野が広がり、楽観的になる
日本という国は、狭い国だととかく、思われがちなんですよね。
でもそんなことはなく、実は結構広い国なんですよ。
陸地面積は約37万平方キロメートル。これは世界では61位です。200以上の国がある中で61位なので決して小さい方ではありません。
しかし日本の広さを本当に実感するのは、海の広さを実感した時だと思います。
排他的経済水域を含めた日本の海の広さは、世界6位にランクインします。
そして日本の海の広さを確保しているのは、もちろん離島です。
領土の周りの海は、排他的経済水域となるので、離島は日本の海を大幅に広げているという訳です。
島旅をすると、海を必ず通ることになるので、日本の広さを実感することができます。
日本の広さというものは、離島が作り出す、海の広さなのです!!
本土だけを見ていると、日本は実際よりもとても小さな空間であると、思い込んでしまうことでしょう。
本土に住んでいる学生さんには、海外旅行に行く前に、「もう一つの日本」とも言うべき離島へと旅をしてもらいたいです!
「離島ナビ」でも紹介していますが、どれほど日本が多様性に恵まれた豊かな国であるかということが、実感できることと思います。
そして、人間の心の余裕というものは視野の広さに影響される面が大きいので、島旅を通して色々な土地を知ることで、楽観的になることができると思います。
最近日本は経済的に良くないので、若者は損をするとか、就活に一生懸命打ちこまないと生きていけないという情報が出回り、学生がネガティブになる傾向が強いですが、そんなこともないと思えるようになるはずです。
そして楽観的でいれば、不思議と楽観的な状況を引き寄せるものです。
広い日本ですから、あなたに最適な分野や場所も、きっと見つかるはずです。
情報に踊らされず、日本のリアルを、自分の目で見に行ってください。
2、セレンディピティー、偶然を生かす力が身につく
学生さんが島旅をする際には、「できるだけ無計画に旅をする」ことを推奨します。
できれば離島についてはそれほど詳しく調べず(離島ナビで紹介している程度にとどめて・・・笑)、宿も確保せずに旅をしましょう!!
万が一宿が確保できなかった時のために、寝袋は持参した方がいいです。
計画をあらかじめ立てない。そして情報をあまり持ちすぎないことが、大事です。
計画を立てないことによって、旅行中にリアルタイムで行くところ、泊まるところ、話す人、など選択をしていくことになるでしょう。
自分の直感に従ってください。
「自分の直感に従って偶然の機会を生かし、望ましい状況をつかんでいく力」のことを「セレンディピティー」と言うらしいのですが、島旅はこの能力を磨くのに適しています。
「こちらに行った方がいいところがあるな」と何故か思って足を向けると絶景に出会ったり、島に暮らす人と出会うことで、有益な情報を教えてもらったり、うまくいけば食事に誘っていただけたりします(学生など、若い人であれば特に)。
そういう状況に出会ったら、身を任してください。そうすると、心のブロックがなくなり、自由になっていく心地よさを感じていくことでしょう。
状況に身をまかせるだけで、不思議とうまくいく。その感覚を島旅で体感してほしいのです。
現代では、とかく「計画的に物事を考え、計画的に遂行する」ことが良いことだとされがちですが、私としては「計画を立てずに、直感に従う」事もまた価値があと思っています。勿論計画する事はとても大切ですが、どこかに遊びを持たせる必要があるかなと。
偶然を生かす力を身につけると、思いもよらない道がみつかったりするのではないでしょうか?
身につけるべきは、偶然を味方につける力です。
海外よりも治安の良い日本、そして日本の中でも際立って治安の良い離島だからこそ、思い切ってセレンディピティーを磨く練習の舞台にできるはずです。
そして野宿をすることになったとしても、襲われることなんてありません・・・笑
むしろ星がきれいだったりします。
学生ならではの、適当な旅をしましょう。無計画な、偶然を生かした旅を。
3、日本には色々な人がいることを知る。そして他者を通して自己を知る。
島旅をしていると、本当にいろんな人に出会います。
離島に暮らす人はもちろん、学生や、旅をして回っている人まで。
日常生活では、出会うことのないような人も多くいます。聞いたことのない話を、そんな人から聞きます。
交流する中で、日本って、本当に色々な人が暮らしているのだなあ、と実感するはずです。
私も、島旅の最中に出会った人たちには、本当にお世話になりました。
「離島ナビ」でも書いているのですが、宿だったり、ご飯だったり、旅の道連れであったり・・・。
そういう体験をする中で、世界まで行かなくても、日本だけでもかなり広かった! きっとそう思うことでしょう。
それまで自分が見知っていた世界がいかに狭いものだったかを思い知ることになるでしょう。
そうすれば、他者に対する寛容さを身につけることにもなると思います。
他者に対する寛容さは、己に対する寛容さを得ることにつながり、状況関わらず、楽観的でいられるようになります。
本来、世界というのは、楽なものなんですよ。そう思います。
島旅は、他者を通して、ひるがえって自己を知る過程だと言えるかも知れません。
それが、その後の人生のとってプラスになることは、おおいにあるでしょう。
そういう訳で、島旅はすごいオススメです!!