大音量で流れる石狩挽歌。礼文島のユース「桃岩荘」が色々と凄かった!!
こんにちは、ドクターリトーです!
前回の記事で礼文島を話題に上げたので、今回は礼文島の有名なユースホステルである桃岩荘(ももいわそう)について書いてみたいと思います。
◾️ユニークなユースホステル
桃岩荘は、非常にユニークなユースホステルです。
何がユニークか。それは一言で表現するならば、桃岩荘のスタッフの皆様のおもてなしの心がユニークなのです。
◾️桃岩
はじめに、「桃岩荘」の名の由来について。
桃岩荘の由来は、「桃岩」のふもとに位置するユースホステルだからです。
上の写真が桃岩です。なんとも秘境感のあるところで、そして絶景が広がります。丸っこくてふくらみがあって、まるで桃のように見えませんか? 見えない?
◾️桃岩トンネルを抜けたら・・・
稚内から礼文島に向かうフェリーが礼文島の香深港に到着すると、桃岩荘のスタッフが車で迎えに来てくれます。そして車に乗せてもらってしばらくするとこの「桃岩トンネル」にさしかかります。
このトンネルというのが不思議なトンネルでして、トンネルに入る手前は「日本標準時間」、そしてトンネルの向こう側は「桃岩時間」という、桃岩荘宿泊者だけに通用する標準時間になります。
つまりこのトンネルの向こう側は、なんと日本ではなく「桃岩荘」という独立した地域(?)であるということです。
なんともすごいトンネルです。このトンネルを抜けてしばらく行くと桃岩荘に到着します。
◾️桃岩荘
外からみるとこんな感じ。赤い屋根の素敵な建物です。
ちなみにこの三人の内の誰かが私ですが、気にしないでください。
◾️内装もユニーク
これは桃岩荘の二階から撮った写真。
一階は大広間、そして二階は宿泊者に割り当てられるベッドが並んでいます。
広間には、歌の歌詞が書かれた垂れ幕が多数掲げてあります。なぜ垂れ幕が掲げてあるかというと、夕方にこの広間にて宿泊者皆で歌を歌いながら踊るからなのですね。
◾️歌って踊るユースホステル
こんな感じで初めて出会った人同士が、スタッフさんの弾いてくれるギターの音色に合わせて非常にハッスルして踊りまくります。
この雰囲気だと、普段はおとなしい人でも何故か自分を出して弾けることができます笑
歌は「踊るたいやきくん」だったり、礼文島と利尻島をテーマにした歌、「島を愛する」だったりします。
そして踊りが一通り終わると就寝なのですが、次の日の朝も面白いことがあります。
◾️早朝から大音量で流れる「石狩挽歌」
朝の6時頃に、突然「石狩挽歌」が広間に大音量で流れるのですね。それも唐突に、です。
これが結構インパクトのある曲で、驚いて急に飛び起きてしまいます。そして起床したら、すぐに全員で清掃の開始です。
◾️まるで学校みたいなユース
そう、この桃岩荘は生活する上では非常に規則正しい規律があるのです。時刻ごとにイベントが結構きっちりと決まっていて、自分の自由時間というものがほとんどありません。学校生活をさせられている感じです。そして常にテンションの高い生活をすることになります。
そういうところは好みが分かれるかと思います。
◾️気になった人は是非泊まってみよう!
他にも色々な特徴がある桃岩荘ですが、詳しく書いてしまうとネタバレになるかと思いますので、是非礼文島へ島旅の際には桃岩荘に宿泊してみてご自身で体験してみてください。
必ず、忘れがたい思い出になると思います! 桃岩荘は、日本最北端の礼文島にあるだけあって、営業期間が6月から9月のみとなっております。一年の三分の一しかやってないのでご注意ください。
◾️桃岩荘の詳細情報
http://www.jyh.or.jp/info.php?jyhno=105
ユースホステル、桃岩荘の、宿泊価格、アクセスなど詳細です。宿泊価格も3000円台と、安い!
◾️石狩挽歌
ちなみに下の動画が、起床時に大音量で流れる「石狩挽歌」。この曲が、桃岩荘では朝から大音量で流れます。泊まる前に予習しておくのが良いかも知れません。
雄大な景色が見渡せる、「愛とロマンの8時間コース」の記事もご覧ください
さあ、島旅に出ましょう!!
→ritou-navi.com(離島ナビ)