絶景!!沖永良部島の海食洞・フーチャ。白波が砕ける爽快感!!
こんにちは、ドクターリトーです!!
今回の記事では、奄美群島の沖永良部島(おきのえらぶじま)の海食洞、フーチャについて扱いたいと思います。
◾️沖永良部島は隆起サンゴ礁の島
沖永良部島は珊瑚礁が隆起してできた離島です。それゆえに比較的平坦な島で、島の沿岸には、石灰質の断崖がたくさんあります。
ちなみにサンゴ礁でできた島には、ハブがいないそうです。奄美大島や徳之島にはハブがいるのに、沖永良部島と与論島にはハブがいません。
石灰質の断崖が長い年月波に削られて、いつしか洞窟状になった地形のことをフーチャと呼びます。
◾️砕ける波が実に爽快!
こんな感じです。海から押し寄せた波が砕け、白い泡だらけになっています。絶景です!!
驚くべきことに、砕けた波しぶきが、岩場まで飛んできたりします。
フーチャとは、琉球方言で「噴き上げる」という意味らしいのですが、まさしく波しぶきが吹き上がっていました。
フーチャを眺めていると、このまま海の中へと引き込まれてしまいそうな、怖さがあります。
フーチャは沖永良部島には、かつて四つほどあったらしいのですが、波の高い日にはしぶきがなんと島の南側まで到達し(フーチャがあるのは島の北側です)、農作物に塩害を与えたので、三つは爆薬をしかけて、取り壊されてしまいました。
現在、島にはフーチャは一つしか残っていなく、観光用に整備されています。
◾️岩がゴツゴツとした、荒涼な風景
沖永良部島の海岸は(特に北側は)、全体的に浜が少なく、岩がゴツゴツとしています。
絶海の孤島の岩場で砕け散る白波。感じるものがあります。
沖永良部島を訪れた際には、フーチャ、そして特徴的な海岸の風景。是非堪能していってください。
さあ、島旅に出ましょう!!
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