もはや南大東島名物。ゴンドラでクレーン乗船しよう!
こんにちは、ドクターリトーです。今回は、大東諸島で運行するフェリーからゴンドラにて乗船、下船する珍しい体験について書いていきたいと思います。
【南大東島】
《アクセス》那覇「とまりん」からフェリーで15時間。名物「クレーン下船」のおまけ付き。もしくは那覇空港から飛行機。
《宿泊》民宿数軒あり。「民宿金城」は食事が美味しくよろしかったです。
《食事》「富士食堂」など。名物大東そばや、八丈島伝来の「島寿司」が名物
◾️那覇から15時間!!「フェリー大東」
これが、那覇と南大東島・北大東島を行き来するフェリー。私は直接はほとんど乗っていないのですが、かなり真新しい船に見えました。
那覇から370キロ。約15時間もかかって、この絶海の孤島へとやってきます。
海が荒れているので、船はかなり揺れています。
この大東諸島の特色は、島の周囲が岩壁で覆われていること。全てが岩壁で、砂浜など全くありません。島はなんと1000メートル以上の深い海で囲まれています。だから大きな船を接岸できる港がなく、普通の方法(橋をかける)で船から降りたり乗ったりすることができないのです。
◾️ゴンドラに乗せられて、港と船を移動
そこで登場するのがこちらのゴンドラ!!
旅客はこのゴンドラに乗って船の中へと入っていきます。小さく見えますが、10人以上は乗れる大きさ。
私は船に乗ったわけではないのですが、船が島にやってきた時にゴンドラに試しに乗ることができる「ゴンドラ体験」ができるのです。それを利用しました。
ゴンドラは、こちらのクレーンで吊り下げられ、船の中へと運ばれていきます。なかなかの高さがあり、壮観です。
船が近づいていきました。この後ゴンドラは甲板へと降ろされます。絶妙なコントロールで、ベテランの為せる技なのでしょう。
途中、紺碧の海も見渡せます。大東島の海は深い青。底知れぬ深みを感じます。
大東島は昔は「うふあがり島」と呼ばれ、うふ=遥かな あがり=東 という意味。
そして20世紀に入るまで、なんと無人島でした。明治時代から開拓された新しい島なんです。
ゴンドラで入島するしかないこの光景は、大東諸島が絶海の孤島であることを象徴しているような感じがします。
こちらは実際に撮影した動画なので、どうぞご覧ください。
これはもはや、大東名物。行ったら体験しない訳にはいきません。