東洋一の美しさ!!壮麗な鍾乳洞、星野洞を見て回る:南大東島
こんにちは、ドクターリトーです。今回の記事では、南大東島の有名な鍾乳洞、星野洞(ほしのどう)について取り上げたいと思います。
【南大東島】
《アクセス》那覇「とまりん」からフェリーで15時間。名物「クレーン下船」のおまけ付き。もしくは那覇空港から飛行機。
《宿泊》民宿数軒あり。「民宿金城」は食事が美味しくよろしかったです。
《食事》「富士食堂」など。名物大東そばや、八丈島伝来の「島寿司」が名物
◾️東洋一の鍾乳洞
星野洞は、東洋一の美しさと言われる、美しすぎる鍾乳洞。先日入ってみて分かりましたが、本当にその通りです。
日本で鍾乳洞で有名な離島といえば沖永良部島がありますが、沖永良部島の鍾乳洞よりも正直エクセレントだと思いました。
まず観光案内所で手続きをします。南大東島は非常に観光客の少ない離島なので、星野洞に入るには事前に連絡が必須です。
アクセスが大変で観光地化がされていないこともあり、訪れる人は本当に少ないです。
沖縄本島、石垣、宮古に行った人はかなりいても、大東に行く人はほとんどいないのではないでしょうか??
◾️星野洞ガイドシステム
手続きをすると、こんな「星野洞ガイドシステム」を貸してもらえます。これは洞窟の中で、ポイントごとに見所を説明してくれる便利な代物。時代は進んだんだなあと、しみじみ思いました・・・笑
◾️いよいよ星野洞へ
中には入ると、壮麗な鍾乳洞が迎えてくれます。なんだかファンタジーの世界みたい。
鍾乳洞というと涼しいイメージなのですが、星野洞はむわっと蒸していて異様に暑かったです。
様々な形状の鐘乳石が入り乱れています。地面の下から生えているのが石筍(せきじゅん)、天井から垂れ下がっているのがつらら石と呼ばれます。
◾️湿度100パーセント
星野洞の鐘乳石は保存状態がすこぶる良いので、真っ白いのが特徴。本当に白く光り輝いています。
鐘乳石の保存には湿度も重要らしく、洞窟内の湿度はほぼ100パーセントに保たれています。少し息苦しいくらいに湿気ています。
◾️つらら石
非常に鋭いとがりかたをしているつらら石たち。
天井もかなり高いです。曲がりくねったつらら石もあります。つらら石が伸びる速さは、100年でようやく1センチ程度。気の遠くなるような時間を経てこの景観は作られたことが分かります。髪の毛のようにはたやすく伸びてくれません。
自然が造り出した奇跡を感じます。
怪しい世界。
◾️カーテン
こちらはカーテンと呼ばれる地形で、斜めに傾斜した壁にできやすいものです。岩壁から伝う水滴が斜めに落ちるからです。
こちらは、超巨大な石筍!!
石筍の中に、小さな石筍がたくさん形成されているのが分かります。入れ子構造みたいで面白い。
他にも見所は多いですが、実際に行った時に見るのを楽しみにしてください。