もっと観光しに来てほしい!!8月踊りとダイビングの宮古の秘境、多良間島。
こんにちは。今回の記事では、多良間島の続きについて書きます。
→こっちの記事もご覧ください!http://ritou-navi.com/2017/05/31/tarama1/
◾️ふるさと民俗学習館
多良間島について深く知ろうとするなら、ふるさと民俗学習館に行くべきだと思いました。
http://www.vill.tarama.okinawa.jp/?cat=110(ふるさと民俗学習館について)
こんな感じで昔の多良間島の生活品の展示がされています。
◾️観光客が来ない? 本土でイメージが薄い多良間島
ふるさと民俗資料館に行った時は、なんと私以外に誰も入場者がいませんでした(!)
わざわざやってきたことを、資料館の係のおばあに珍しがられ(笑)、サーターアンダギーとカフェオレを頂きました。ありがたい限り!!
その時尋ねられたことが、「多良間島って本土の人はどんなイメージ持ってる?」ということ。なんでも多良間島の観光客をもっと増やしたいと、町役場や観光関係の人たちは常々思っているそうです。
この質問は、結構返答に詰まりました。というのも、多良間島って本土で島自体の知名度があまりないからです。多良間島ってどこにある島?・・・というのが大多数の人の正直な反応。
観光客は、沖縄本島、宮古島、八重山は行っても、宮古と八重山の中間地帯にある飛び地のような多良間島へはなかなか足を伸ばさないです、普通は。
多良間島はアクセスが結構大変で、石垣、宮古から飛行機に乗るか、または宮古からフェリーに乗る必要があります。
それに多良間島は、宮古、八重山のような大きな存在感がなく、間に埋もれてしまいがちです。観光という意味ではハンデを背負っている。
多良間島の観光資源と言えば、綺麗な海、そして8月踊りがありますが、多良間島の観光を伸ばす有効な方法はあるでしょうか??
アイデアがある方がいたら、是非とも教えてください。
◾️8月踊り
多良間島の有名な祭事に、8月踊りというものがあるらしいです。
8月というくらいなんで(旧暦ですが)、夏頃に行われますが、展示はいつでも資料館で見ることができます。8月踊りは国指定重要文化財というので、毎年祭りのシーズンだけ観光客が増えるそうです。普段は観光客は少ないです。
こんな感じで、8月踊りに使う祭具が一式展示してあります。これを見ているだけでも、賑やかな祭りだなーという感じがします。
こんな陣羽織のようなものを使うらしいです。どんな祭りなのか、気になりますね!
これが実際のお祭り風景。といっても、かなり昔の写真らしいです。
10代の若者たちが主役だそうです。一体どんなお祭りなのか、機会を設けて見に行ってみたい限りです。
◾️塩川御嶽とフクギ並木
多良間島の見所の一つが、塩川御嶽とフクギ並木です。
こんな感じで両側をフクギ並木に覆われた道がずっと続いていきます。静かで実に良い感じのところです。
そしてたどり着くのが、こんなところ。御嶽というのは、南西諸島の聖地のようなところ。本土の神道とは違うので本来鳥居とかはないはずですが、明治以降は作られたりしています。
ここもフクギとは違う木々ですが、勢いよく茂っています。いかにも神が住まっていそうな雰囲気。キジムナーとか、そういうのも住んでそう。
◾️多良間島の風景
多良間島はとにかく牧場が多いという印象。そこで飼育されているのは、黒牛たち。
本当に島じゅうにあちこちいます。
三月に訪れたので、いかにも沖縄らしくデイゴの花も咲き乱れ。
多良間島。確かに超マイナーな離島ですが、実に風光明媚なところなので是非訪れてみてください。
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