忽那諸島のみかんと猫の小さな島:睦月島(むづきしま)
こんにちは、ドクターリトーです。今回の記事では、瀬戸内海の忽那(くつな)諸島の島、睦月島(むづきしま)について取り上げたいと思います。
◾️忽那諸島
忽那(くつな)諸島は、愛媛県の松山付近にある島々を指します。知名度はあまりないですが、みかん畑が広がっていたり、いかにも瀬戸内海といった魅力的な島々です。今回取り上げる睦月島もその一つ。
睦月島は面積3.8平方キロ、人口280人。瀬戸内海の島の中では中規模な離島と言えるかも。
◾️睦月島へのアクセス
睦月島へは、松山市駅(少し離れたJR松山駅とは違います!、ここ重要)から伊予電鉄にしばらく乗って高浜港からフェリーに乗って向かいます。
こんな感じの少々年季の入った船。中島汽船です。http://www.nakajimakisen.co.jp/(中島汽船のHP)
約30分で睦月島に到着。明るい感じのいかにも瀬戸内海な雰囲気の離島です。
◾️みかんの島
こちらが睦月島の観光マップ。こちらの看板にも記してありますが、この島に来て気がつくのは、みかん畑の多さ!
少し島内を散策するだけで、途端にみかん畑に囲まれます。
山の斜面も利用して、多くのみかんの樹々が植えられています。かなりの量の収穫が見込めるでしょう。
◾️猫の島
睦月島のもう一つの特徴は、猫島であること。つまり猫がとにかく多いこと! 瀬戸内海の島には猫島は多いですが、睦月島もそのうちの一つなのでした。睦月島の猫は茶トラ系が多い気がします。
離島の猫らしく人慣れしているので、よく寄ってきます。えさをやると良いかも知れません。
◾️島四国
睦月島のいまひとつの特徴は、四国八十八ケ所のミニチュア版の「島四国」の巡礼スポットがあることです。
狭い島に、本当に八十八ケ所用意されているので驚きです。
私は徒歩だったので数カ所しか巡りませんでしたが、全て回るとなかなか大変そうでした。途中、こんな感じで集落を一望できる場所もあり、壮観この上ないです。
◾️集落の中
廃校になった睦月小学校。かなり大きい学校だったことが建物から伺えます。離島では、もう長らく流行りワードの「少子化」を超える「無子化」が進んでいますが、この島も例にもれずそうなっているよう。
よく見ると、ここにも茶トラ猫がのっかっていますね。
瀬戸内離島らしく、こんなに狭い路地も。家々が密集しています。
歴史の古そうな屋敷も集落には残されています。
◾️色々なタイプの魅力を持つ睦月島へ行ってみよう
睦月島は、みかん、猫、島四国、古い街並みと瀬戸内離島の色々な要素を兼ね備えた魅力的な島です。松山からもアクセスが良いので是非行ってみてください。
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