ルルドの聖水、大瀬崎灯台。見どころ満載の五島の中心・福江島!
こんにちは、ドクターリトーです。今回の記事では、五島列島の福江島(ふくえじま)について扱いたいと思います。福江島は五島列島の中心の島で、かなり有名な離島です!
【福江島情報】
《アクセス》長崎空港、福岡空港から飛行機。または長崎港からフェリー、ジェットフォイル。博多港から「フェリー太古」。アクセス方法は非常に豊富です。
《宿泊》民宿、旅館、ホテル。多数あり
◾️福江島へのアクセス
福江島へのアクセスは簡単で、それは長崎港からフェリーか高速船に乗ることです。
長崎空港から飛行機というのもありですが、せっかくなので船で行きましょう! 離島の観光自体も面白いですが、船旅もそれに匹敵するくらい面白いですから!
ちなみに上の写真は、「フェリー椿」です。全国の離島航路の船でも相当巨大な方。
福江島は人口四万近くの、人口面積ともに大きな離島だけあって、フェリーも非常に大きいようです。
ようやく福江港に到着しました! 港周辺の離島離れした大都会の風貌に驚きです!
ミニ東京タワー(?)のようなタワーすらありますし。港の設備も非常にしっかりしている感じです。
◾️福江島のランドマーク、鬼岳(おにだけ)
フェリーの上からも見えるのですが、福江島にはよく目立つ山があります。山全体が芝生に覆われ、木が一本も生えていません。そしてぽっこりと膨らんでいます。
この山は鬼岳(おにだけ)。福江島のランドマーク的存在です。是非登ってみましょう。
鬼岳から眺める福江の街並みもとても良いです。
街の向こうの海には小さな島々が浮かび、五島列島が実に島の多いエリアであることが分かります。五島列島全体で約140もあるそうなので、大所帯です。
◾️井持浦(いもちうら)教会とルルドの聖水
こちら井持浦(いもちうら)教会。
福江島の大瀬崎付近にある教会です。キリスト像が直々に「いらっしゃい」とつぶやいて、おもてなし精神抜群です・・・笑
この教会に限らず五島列島は隠れキリシタンの島なので、教会がとにかく数多くあります。ここは果たして日本なのかというくらい、教会が多いです。
そしてこの教会の特色が、こちらの「ルルドの聖水」。
ルルドというのはフランスの地名で、そこにある洞窟に湧き出る清水を飲むと難病も奇跡的に治るとされています(本当かどうかは分かりませんが、実例は多くあるとか)。
その本家のルルドの聖水を真似て作られているものが、井持浦教会のルルドの聖水です。
しかしただの真似事ではなく、本場のルルドからなんと清水を飛行機で運んできているらしいです!
併設の水道の蛇口をひねると、誰でもルルドの聖水を飲むことができます。難病でなくても、是非飲んでみましょう。
◾️大瀬崎灯台
そして 井持浦教会からしばらく行ったところにあるのが、こちらの大瀬崎(おおせざき)灯台。福江島の南西の端にあります。そして一般人が行ける九州地方最西端。
こちらも福江島を代表するスポットの一つです。切り立った岩場の断崖にそびえる純白の灯台が非常に絶景です。
まるで絵画のような美しさ。
大瀬崎はご覧のように、かなり細長く突き出た岬です。展望台から眺めてみてください。
青い海と断崖と純白の灯台。繰り返しますが、忘れられない絶景です!
◾️堂崎(どうざき)教会
こちらは、堂崎(どうざき)天主堂。福江島の北側にあります。五島列島で最初に建てられた教会であり、五島列島の信仰の中心ともいえるスポットです。煉瓦造りの立派な天主堂で、よく目立ちます。
こちらは、殉教した日本人キリスト教徒の像。十字架磔の刑。
堂崎天主堂は岬の先端に作られているため、教会周辺には浅い湾が広がり、こちらも絶景です。
ソテツの木もあり、南国風情がそこはなとなく漂っています。福江島は長崎県の離島ですが、気候が温暖なため亜熱帯っぽい感じが島全体から漂っています。
キリスト教会と南国情緒が合わさって、独特な雰囲気を醸しています。
側面から眺めても良いデザイン。
福江島は大きな離島なので、スポットも非常に多いです。是非とも訪れて他にも様々な名所を発見してくださいませ!
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