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【超簡単】孤島・沖ノ鳥島と南鳥島をグーグルマップで検索せずに見つける方法!!

こんにちは、ドクターリトーです。今回の記事はちょっと変わったもので、グーグルマップで検索せずに、目視で沖ノ鳥島と南鳥島を見つける方法について取り上げたいと思います。これは私がグーグルマップで遊んでいて、たまたま発見しました。(それほど役には立たないかも知れませんが)面白いかなーと思いまして。

 

◾️沖ノ鳥島と南鳥島

 

 

沖ノ鳥島と南鳥島は、地理でも必ず習う島なので、日本人なら名前は知っています。

沖ノ鳥島は日本の最南端、南鳥島は、日本の最東端の島です。南鳥島は「南」ですが、最東端なんで要注意ですね。最南端は沖ノ鳥島です。

しかし名前は知っていても、果たしてその場所となるとあやふやな人が多いのではないでしょうか? 日本の端っこだけあって、いずれも周囲に他の島影など全くない絶海の孤島。

googlemapで検索してみると、あまりにも日本列島から離れたところにあるので、驚かされたりします。

沖ノ鳥島と南鳥島はとても小さな島で、絶海の孤島から見つけ出すのは至難の技。しかし、検索せずに、つまり目視だけで見つけ出す方法を編み出すことに成功しました!

どうするのかというと、「海嶺」を使うんです。海の中には陸と同じように山脈があるので、それを目印にして見つけていくだけ。

ちょっとしたネタにはなると思いますので、是非ともマスターしてみてください・・・笑 最初は手こずるかも知れませんが、慣れると簡単です。

 

◾️沖ノ鳥島の見つけ方

 

まずは沖ノ鳥島から。海の中に、九州南部から南にかけて海嶺がそびえているのがわかるでしょうか。これは九州ーパラオ海嶺といって、はるばる南国パラオにまで続いている壮大な海嶺なんです。

 

 

その海嶺の左隣に、東西に筋が三本くらい入っています。

この一番下の長い線の少し南、ほとんど海嶺上に沖ノ鳥島があります。緑の丸で囲まれた島。

沖ノ鳥島、発見!

 

 

沖ノ鳥島は隆起サンゴ礁の島で、ほとんどが海の下に沈んでいます。コンクリートで加工された二つの小岩だけが、いつも海の上に顔を出している奇跡の離島です。

 

◾️南鳥島の見つけ方

 

次は南鳥島について。こちらの方がやや難しいかも知れません。

今度は関東沖から小笠原にかけて海嶺がそびえているのですが、その少し東寄りに、不思議な海の中の地形があります。

十字に少し似た特徴的な地形。このあたりでも目立っているのですぐに分かると思います。小笠原の父島母島の少し東です。

この地形が見つかったら、少し南東へと目線を移していくと、少し突出した部分が見つかります。この中に南鳥島があるんです。一番上のGoogle写真では、黄色で囲まれた部位です。

きれいな三角形。南鳥島は面積1・5平方キロのミニチュア島なので見つけるのはかなり拡大しなければなりませんが、見つけた時の感動は際立っています。

 

◾️ネタとして使ってみよう。

 

なんでも検索すれば出てくるグーグルマップで、あえて目視で島の位置を特定する技術をお伝えしました。自力で絶海の孤島を大海の中から手作業で探し出すのは、なかなかに感慨深いものがあります。

是非ともトリビアとして使ってみてください。日本の海の広さも実感できるかと思います。

離島ナビ

http://ritou-navi.com

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