那覇空港からすぐの瀬長島!米軍に接収され変貌した島。地中海風の「ウミカジテラス」!
こんにちは、ドクターリトーです。今回の記事では、沖縄本島・那覇空港からすぐそばの瀬長島(せながじま)について扱いたいと思います。
◾️那覇空港から一番近い島
瀬長島は現在は架橋されているので、正確には「離島」ではありません。そしてともすれば、見逃してしまうほどに小さな島です。
しかし注目すべきは、その場所について。那覇空港のすぐそばです! それも車で向かえば、すぐに到着できそうな所に。
◾️瀬長島へ向かう!
台風が迫る不穏な天気の中、さっそくレンタカーにて瀬長島へと向かいました!
橋を渡って、島内へと侵入していきます。
◾️瀬長島グスクに登る
小さな島なので、すぐに見て回ることができてしまいそうです。
瀬長島の最も高い場所である「瀬長島グスク」へと登ってみることに。
よく整備された駐車場に芝生。いかにも観光地めいたスポットです。空港から間近いことから、年間数十万人もの観光客が訪れるのだとか。
対岸には、那覇市街が広がってみるのも見渡せます。
展望所には、このような解説碑も設置されていました。
1945年頃に瀬長島の空撮写真だそうです。現在とは全くことなる瀬長島の光景がそこにはありました。
まず架橋がされていないので、完全に「離島」。
そして驚くべきことに、人の暮らしがあるではないですか! 現在の瀬長島は色々と施設は設けられているものの、定住する人はいない無人島であるにも関わらず。 この島もかつては、畑や集落があり、漁業も営む普通の島であったのです。
瀬長島が大きくその様相を変えたのは、戦後のことだそう。
米軍に接収され、架橋がなされ、弾薬庫として利用されたそうです。その際に住民も本島へと終われたのだとか。
沖縄には第二次世界大戦の影響が至るところに見られますが、この瀬長島もそのスポットの一つだったということです。
現在の整備され尽くした島の様子からは、そんなこと、全然感じさせないのですけれどね。
◾️「レプリカ」の子宝岩
展望所から向こう側へと降りる階段が設けられていたので、降りていきます。先に見えるは、エメラルドブルーの海。台風の影響で空がやや曇っているのでそこまで発色はよろしくありませんが。
対岸には一風変わった奇岩の姿が見えてきました。人工のモニュメントのようにも見受けられます。
子宝岩という岩だそうです。子宝に恵まれるようにとかつては祈ったそうな。「岩があった」とありますが、つまり現在はないということ??
そうです。この岩はレプリカ。かつて実際に存在した子宝岩を偲んで再建されたものだったのです。
米軍が接収した時に邪魔だったので、破壊したそうです。戦争の影響はこんなところにまで及んでいるとは驚きです。島の人たちが大切にしていた岩を破壊するとはむごい。米軍の横暴と、戦争の悲惨さがしのばれるスポットであると思われました。
◾️ギリシャ風の「ウミカジテラス」
瀬長島には他にもスポットがあります。こちらは「瀬長島ウミカジテラス」というショッピングモール。
純白の建築物が立ち並び、まるで地中海のギリシャの街並みのようです。実際にあの有名なサントリーニ島を模したそうです。
言われてみれば納得。なかなか快適で心地よい施設です。観光地だけあってバリエーションに富んだ飲食店が非常に多く見受けらました。
沖縄へと来たはずなのに、なぜか北海道旭川の塩ラーメンを食することに。予想外でした笑
このウミカジテラスでは、色んな地方の食物や土産物が集められているようです。
ちなみに沖縄には地場ラーメンがありませんが、代わりに沖縄そばというソウルフードがありますね。
なのでラーメンは必要ないのかも知れないです。でも最近は沖縄でもラーメン結構流行ってるらしく、隠れ激戦区になっているともうかがいました。
◾️龍神の湯でリラックスしよう!
もう一つのスポットは、こちらのホテルに併設された「龍神の湯」という温泉施設。
沖縄の温泉らしく、シーサーがお出迎え。もちろん天然温泉です。
1300円程度で、海が見える露天風呂や壷風呂が設けられたリッチな施設です。とても癒されるしおすすめなので、是非とも足を運んでみてください。
瀬長島は空港からアクセス最強の島なので、是非行ってみてくださいね。これほど空港からアクセスの良いところも、他にないかと思われます。
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