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スクリュー形の地形が楽しい粟島。海洋記念館は必見!徒歩30分、城山にも登ってみよう。

こんにちは、ドクターリトーです。今回の記事では、香川県は塩飽諸島の粟島(あわしま)について扱いたいと思います。粟島も魅力的なスポットが多い離島なので、楽しみにしてください。

 

◾️粟島上陸!

 

志々島からの帰り、粟島へと上陸しました。港そばで、さっそくモニュメントによる盛大なお出迎えを受けました・・・笑

 

 

「城ノ山 離島百名山」と記された看板があります。

離島百名山、なんじゃそれは? 日本百名山なら、聞いたことあるけれど。

調べてみたところ、日本離島センターによって、離島の魅力的な100名山が選定されたとのことです笑

とても物好きな感じがしますが、離島百名山に選定された城山(じょうのやま)、後ほど登ってみることにしましょう!

 

◾️島のコンビニ!?

 

 

集落内で、「島のコンビニ たけうち」

という不思議なお店を発見しました。

 

 

島のコンビニというからには、もちろんセブンやローソンなど大手企業によるものではありません。

 

外装はこんな感じ。「アイスクリーム」「ビール」

まるで昭和にタイムスリップしたというか、時が止まっているかのような雰囲気です。

 

 

ちなみに中はこんな感じ。内側も、やはり昭和の香りが漂っているようにかんじらえました。

 

お店の前には、おばあちゃんたちが数人ほどかたまって、井戸端会議を開いていました。

この「コンビニ」は島の人たちのコミュニケーションスペースとしても機能しているようです。いかにも離島の商店といった感じです。

島のおばちゃんたちに、城山登山をする予定であることを伝えると、「イノシシが出るから危ないよー」と脅されました。

少々恐ろしいですが、ここまで来て登らない訳にはいきません。気を引き締め直しました・・・笑

 

◾️漂流郵便局

 

 

こちらは、「漂流郵便局」という、得体の知れないネーミングのスポット。

 

最近知名度も上がってきた、瀬戸内国際芸術祭の企画だそうな。宛先のわからない手紙を受け付ける郵便局だそう。

つまり届く宛てのない手紙を預かるという、相当奇天烈な取り組みです。

 

 

しかしこれが意外に人気を博しているそうで、全国から数多くの手紙がこの郵便局にやってくるそうです。

 

届くことがない手紙とは、つまり生き別れた配偶者や、死んだ親だったり、そういった人たちへの手紙。届くことはないとは分かっていながら、皆胸の内の思いをしたためて、人知れず自分を慰めているのかも知れません。

そういう意味では、とても意義のあるというか、必要とされる施設なのかもしれないなあと、なんだかしんみりしました。

 

◾️粟島海洋記念館

 

 

粟島でも有数のスポットが、こちらの粟島海洋記念館。ライトブルーの建物が、なんとも人目を引き、輝いています!

 

 

昔は、海員を養成する海員学校だったのだとか。ちなみに日本で初めて創られた海員学校だそうです。

 

 

今では、学校は閉鎖され、海や舟にまつわる展示物が集められています。

 

 

北斗丸?? なんかかっこいい。

 

 

海中から引き上げられた遺物だったり。謎のアンティーク感に満ちています。

 

 

海難を避けるための絵馬。船乗りにとって、海が荒れることが一番おそろしい。運を天に任せ、ひたすら海の神・金毘羅さんに祈ったらしいです。

 

◾️城山にいよいよ登る。

 

 

いよいよ、離島百名山、城山に向けて登っていきます。城山の標高は222メートル。たいして高くはありませんので、余裕でしょう。だいたい30分くらいで登れるそうです。

 

 

比較的整備されていて、登山道はなかなか歩きやすい感じです。

 

 

余裕で3合目到達!

 

 

そして8合目到達。余裕かと思いきや、このあたりからきつくなってきました。標高が低いからといってもなめずに、心して登山に取り組みましょう。

 

 

 

ついに山頂にたどり着きました!! さっそく展望台に上がってみましょう。

 

 

登山は結構大変でしたが、たどり着いた先には、絶景が待っていました!!

 

ここにいると、スクリュー型の粟島の地形がはっきりとわかります。海員学校のある島が、スクリューの形をしているとは、どこか因縁を感じさせます。

 

その先には、同じ塩飽諸島の高見島が浮かんでいます。

 

 

さすがは離島百名山というだけあって、塩飽の多島海が見渡せる、楽しい景色が待っていました。登る甲斐は十分にあります。

 

塩飽の粟島。是非とも足を延ばしてみてくださいねー。

 

離島ナビ

http://ritou-navi.com

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