こんにちは。今回の記事では、能登半島の能登島(のとじま)について取り上げたいと思います。能登島はかなりの大きさがあり、また橋を通じて能登半島と繋がっているためにアクセスも良い島です。寄ってみると想像以上に愉しい島でしたので、御愉しみに読んでください。行ってみたくなること請け合いです。
能登島には2本の橋が架かっているのですが、「ツインブリッジのと」を通って入りました。能登島は長年海に閉ざされた島だったのですが、橋が架かって観光地化が一挙に進んだようです。島に橋が架かるというのは、それくらいに大きな変化をもたらします。
橋には、「本日何人目の来島者か?」を知らせてくれる電光掲示板が。28人目だそうです。結構早い・・・のかな。
橋が架かる島にも色々と行きましたが、こんな仕様は初めです。能登島における橋の重要性、およびおもてなし精神が伝わってきました。入島前から既にワクワクとさせて頂けます。
こうして能登島に入島しましたが、能登島随一のスポットといえば、やはり「のとじま水族館」でしょう。こちらも橋が開通してから出来た施設。島にやってくる人々が増えてから、島には素晴らしいスポットが増えたようです。
そしてこの水族館が、実際に訪れてみると、この上なく素晴らしい!!
まるでテレビでも眺めるかのように、海の生き物たちがディスプレイ越しに行き交う様子を目にする事ができます。
エイにイルカ。ジンベイザメにマンタ。
大阪の海遊館にもいる、ジンベイザメ。周りの魚たちと比べると、その大きさがうかがい知れます。ど迫力です。
大型ディスプレイ以外にも、水族館には小型の水槽が多数。館内の廊下にもロマンあふれる照明が映し出され、さらに気分を盛り上げてくれます。
こちらの写真は同じ水槽を映したものですが、時間の推移と共に次々と色彩が移り変わっていきます。魚たちもそれ自体美しいですが、それが群れになり、さらに光を当てるとここまで幻想的になるのかと思い知りました。
こちらのクラゲの水槽など、もう夢の世界に迷い込んだかのよう。クラゲってこんなにロマンがあるのだと、気が付かされました。
こちらもギンガメアジのトルネードでしょうか。小さな魚ですが、これだけ集まると一つの意志を持ったかたまりの様に見えてきます。魚の社会というやつかな。
チューブの様な構造の水槽に、アザラシが舞うコーナーも。
ショーなどでも遠くからしか目にできないアザラシですが、ガラス越し非常に近距離までやってきます。のとじま水族館、本当によく考えられた施設だなあと。
とてもマイペースにくつろいで泳ぎ回ります。これも見ものですよ!
水族館と言えばイルカショー。イルカショーといえば水族館というほどに、水族館とイルカとは親しい関係にあります。もちろんのとじま水族館にもショースペースが設けられています。
迫力溢れるイルカの振る舞いがあるので、御勧めです。必ず見ていきましょう。
アシカもいらっしゃいました。アシカもショーのスターですね。
能登島はとても観光施設の多いところで、ガラス工芸館もあります。お洒落な島なのです。
あいにく中は撮影禁止なので、紹介できませんが。
「島の湯」も。ゆっくりリラックスできる設備なので、疲れたら途中で寄ってみましょう。
食堂「みず」は友人に紹介してもらって足を運んだのですが、ボリューム満点の食堂でした。
500円で御飯もお代わりし放題でおなか一杯。味も素晴らしいです。島に来たのに、まるで学生街の学食に迷い込んだような気分に。
私のような者向けのスポットでしょう。
能登島で移住生活を満喫されている友人夫婦がいらっしゃり、今回訪問させていただきました。
能登島は自然にも恵まれゆっくり島時間が流れ、その上に橋が架かっているので本土にも出やすいので、移住にはとても向いている島なのです。
工作が得意な人なので、御手製のテラスを設けたり。いやー、凄いですね。
こちらは暖房設備。
田舎暮らしを満喫されていましたよ。私も島好きですが、自分が島に住もうとはなかなか思えないので、尊敬する限りです。
集落の街並み。この一枚だけでも、能登島の島時間の豊かさが伝わってくるような感じです。
少し歩くとすぐに海。漁師さんに海の幸を分けてもらえたりするそうです。本当に住むには適しているんだろうなあと、少しばかりの滞在でしたが伝わってきました。羨ましいです。友人夫婦は子育て真っ最中ですが、子どもの生育にも向いているに違いありません。
とりあえずこれくらいにしておきますが、能登島の魅力、島時間。伝わりましたでしょうか。