地域支援の取り組み,  山間の秘境

水の町・郡上八幡の町巡りに「モネの池」岐阜の秘境を散策する。

こんにちは。今回の記事では、岐阜県の秘境スポットに立ち寄ったのでその記録を少し共有したく思います。「水の町」として有名な郡上八幡や、「モネの池」です。どちらも魅力的なスポットでしたので愉しみに御覧ください。

 

■「水の町」郡上八幡

 

 

どどーん!!といきなりお城の写真をアップしても申し訳ありませんが、こちらは郡上八幡城。

 

押しも押されぬ、かつての郡上藩のお城なのです。壮麗でしょう?

 

 

この日は朝方小雨が降り、お城の展望台からの風景はこんな感じ。郡上八幡は山間にひっそりと佇む趣ある城下町。

 

水路が町中にあることから「水の町」としても有名ですが、この日は空に至るまでちょっと水がありすぎかなあ。水の町すぎる・・・笑

 

 

しばらくすると、運よく雨が上がり、徐々に町並みが見渡せるようになりました。天守から町を眺めると、まるでお殿様にでもなった心持ち。霧がかかり、幻想的な雰囲気が素晴らしいです。山並みに抱かれたこじんまりとした町並みが眼下に広がります。

 

町の中心を眺める川は、「吉田川」というそうです。

 

 

城を出て町並みを歩いてみましょう。郡上八幡は小京都とも呼ばれるくらいで、趣ある小道が続きます。ちょっと京都の祇園あたりと雰囲気似ていませんか?

 

 

こちらは、「宗祇水(そうぎすい)」と言われる有名なスポット。湧き水です。郡上八幡は「水の町」だけあり、清水が湧く場所がいくつもあります。その中でもこの泉は有名だそう。柳の木も傍らに佇んでいるのが良い味を出しております。古き良き町並み。

 

 

「神農薬師」という小さな神社。岩壁をくり抜いて設けられているのが情緒あります。

 

 

郡上八幡は町並みも素敵ですが、古い神社などをあちこちに見かけるのも魅力かと。

 

 

町を吉田川に貫いていて、その意味でも水気たっぷり。この風景が非常に写真映えしますね。山に抱かれた秘境です。初めの頃降っていた小雨もこの頃にはすっかり上がり、山並みに雲もかかってとても情緒あふれております。

 

■木工の町、郡上八幡

 

 

郡上八幡。全国的にも名前の通った町です。今度の旅で通り掛かって初めて知ったのですが、木工でも有名だそう。こちらの施設では、郡上八幡の木工について紹介してくれていあmす。

 

 

うわあ。木工の車を始め、木工のアート作品たち。郡上八幡は木工といっても、ひのきに集中しているようです。京都だと「北山杉」が有名ですが、飛騨の方ではひのきが主流だそうです。木の町といっても、地域により様々。

 

 

木のすべりだい。私が滑ったらすぐに壊れるかも、ですが・・・苦笑

 

 

木のつみきたち。郡上八幡は、今では「木のおもちゃ」に特化して木工品を作っているそうです。子ども達は喜びそうです。

町が重ねてきた木工の歴史を、21世紀の現代に見事に引き継いでいます。郡上八幡、名前だけでなく極めて魅力に富んだ町であることが伝わりました。名実ともに素晴らしい。また機会を見つけて訪れたく思います。

 

 

古い庁舎を生かした、民芸館などもあります。私も駆け足で観光した為に、一通りの紹介になってしまい、申し訳ありません。

 

■ジヴェルニーに来た気分? 「モネの池」

 

 

こちらの美しい池はどちらだと思われますか。ヨーロッパかな。なんと、日本の岐阜県。

 

郡上八幡からほど近い、関市という所にある小池です。フランスの画家、モネの絵画にて名高い睡蓮の池にそっくりであることから、通称「モネの池」と呼ばれています。

 

 

本当の名前は「名もなき池」だそうで、元々は全くの無名だったのですが、地域の人々が自発的に池に睡蓮を植えたり鯉を放ったことから、話題が話題を呼んで今の様に有名になったそうです。つまりはこれも地域づくりの一環という訳です。結果池を目当てに観光客も多く訪れるようになったので、見事な成功例。

 

 

睡蓮がオフシーズンでしたが、花の咲いている季節に訪れれば、さらに美しい光景が見られたのだと思います。これは一度は行かなければ損だと思います。

 

岐阜県には、飛騨高山を始め、郡上八幡、モネ池など魅力溢れるスポットがたくさん。私も色々と見て回って魅力を思い知りました。是非とも足を運んで一時の安らぎを感じて頂きたいと思いました。

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