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沖縄南城の「てんぷら島」奥武島!観音堂など自然も豊か。

こんにちは。今回も引き続き、沖縄の島。前回は人参の津堅島でしたが、今回はてんぷらが有名な奥武島(おうしま)です。沖縄の島は、一風変わっています。本土の島とは、かなり趣が違う。

 

■奥武島へ行く。

 

 

奥武島は、沖縄南部の南城市の島。面積0.23平方キロのごく小さな島で、本島からすぐ近くのため、架橋されています。上の写真は、少し離れた山から奥武島を望んだ構図。小さな島ですが、建物が密集しており、大変な都会島です。人口も1000人くらいあるそうで。どんなところか、楽しみになってきますね。

 

■てんぷら名物の島

 

 

前述の通り、奥武島はてんぷらが名物の島として有名です。島には何軒が天ぷら屋があるのですが、今回訪れたのはこちらの「大城てんぷら店」。橋から島に入ると「中本鮮魚てんぷら店」があり、そちらの方が目立ちます。大城さんの方が、隠れ店のような感じだそうで、今回そちらに行ってみることにしました。

 

 

お店の前には行列が出来ていて、人気店である事がうかがい知れます。まずは注文書に、マーカーを使ってオーダー品を記入するところから。「もずく」や「紅芋」など、珍しいメニューがあります。どんなものか、この段階から気になってきます。

 

 

長い行列を進みいき、ようやく天ぷらをゲットしました。色んなメニューを注文したので、バラエティに富んでおります。中央近くの黒っぽいものが珍品もずくの天ぷら。

 

 

こちらは紅芋。ちなみに未だ口をつけてはいません・・・笑  かなり美味です。ボリュームもあり、天ぷらだけで十分。隣にはもずくそばの店もあるのですが、さすがにきついです。

 

 

天ぷらを狙ってか、猫の姿も。奥武島は、猫の多いいわゆる「猫島」です。しかし餌付けすると癖をつけてしまいますので、猫には天ぷらをやらないようにしましょう。

 

■島内風景

 

 

奥武島には丘もあり、街並みを眺望する事ができます。

沖縄の集落は、本土とは雰囲気がかなり異なります。亜熱帯の樹々もそうですし、むきだしのコンクリートの建物の比率が高いような。そしてカラフルです。

 

■難破船救助がきっかけ!中国風「観音堂」

 

 

奥武島にあるのは、天ぷらだけじゃありません。こちらの「奥武島観音堂」は是非立ち寄ってほしい所。中国風の建物ですが、17ー18世紀頃に島民達が漂着した唐船を救助し、そのお礼に琉球王府を通じて贈られた観音像を祀っているそうです。奥武島の人々の優しさが伝わるエピソードです。

近くには「御嶽」もあり、自然豊かなところです。奥武島はかなり都会感のある島ですが、公園や聖地も多いので、バランスが取れているというか、居心地が良いなと思いました。

 

 

根が特徴的な、ガジュマルの木。

 

 

ここにも猫の姿が。奥武島には、猫が非常に多いです。しかも人馴れしていて、寄ってきます。

 

 

猫好きにも、面白い島かもしれません。色んな面で魅力があります。

だいたいこのような島ですが、雰囲気は伝わりましたでしょうか。気になったら、行ってみて下さい。

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