発電所跡の煙突がすごい!廃墟アートの秘境・犬島精錬所!!
こんにちは、ドクターリトーです。
今回は岡山県の犬島(いぬしま)についてです。
◾️犬島
とても小さな離島で、知名度もそれほど高くないので、ご存知ない方も多いかも知れません。
そして犬島は、瀬戸内国際芸術祭の舞台となっている離島の一つでもあります。
こんな島です。犬島の周りには小さな島々が広がっています。
範囲の広い地図で見ると、こんな位置取りです。香川県の豊島の北ですね。
◾️犬島精錬所美術館
瀬戸内国際芸術祭は、ほとんどが香川県の離島が舞台となっているのですが、ただ一島、岡山県から犬島が参加しています。
なぜなら犬島には、犬島精錬所美術館という、とても面白い美術館があるからです。
私は、高速船に乗って、豊島から犬島に入りましたが、それ以外に岡山県の宝伝港から入る方法もあります。
http://guesthouse-hostel.com/okayama-to-inujima/;
→詳しい犬島へのアクセス方法
美術館の入り口です。錆びた看板がいい味を出しています。廃墟の香りがたっぷり・・・笑
犬島「精錬所」美術館という名前の由来は、ここにかつて銅の精錬所があったからなのですね。
精錬所は、銅の価格の暴落などもあり、1925年には創業停止になりました。精錬所の跡地を、今では美術館として利用しているのです。
◾️廃墟の魅力
うーん、廃墟っぽさが全体から滲み出ています。ジブリのラピュタのような雰囲気。黒みを帯びたレンガが良い味を出しています。
◾️発電所跡
この塔を見てください! ただの塔なのに、何ともアーティスティックな味わい。青空とのコントラストが最高です。
塔の下に広がるのは、銅の精錬に使う電気を生産する、発電所でした。こちらは、犬島で偶然知り合った人と記念に撮らせていただいた写真です。
美術館の外側はこういった感じなのですが、犬島美術館は、内側こそが見ものです。
ネタバレになると申し訳ないので、「合わせ鏡を使った、通路のどこからでも外の景色が見えるアート」とだけ、伝えておきます。是非、犬島美術館へと足を運び、ご自身でご覧ください!
◾️犬島の集落も美しい
こちらは、犬島の集落の景色です。犬島は全体的にのどかな風景が広がり、歩いていると本当に心が癒される離島です。美術館を堪能した後は、是非島を散策してみましょう。
高速船で島を離れる時の景色が、また良いですね。精錬所美術館の、高い塔が船の上からも見えます。犬島、また会う日まで。
ベネッセアートサイト:犬島精錬所美術館&http://www.benesse-artsite.jp/seirensho/;