長崎「しまとく通貨」。なんと20%もお得な地域通貨だった!
こんにちは、ドクターリトーです。
今回はちょっと、経済の話を書きたいと思います。
長崎県に、非常にお得な通貨があります!! その名も、「しまとく通貨」
5000円で、6000円分のしまとく通貨を買うことができます。
つまり、20パーセントもお得!!
私、ドクターリトーも、長崎の離島を旅した時に、とてもお世話になりました。
見た目はこんな感じです。カラフルで見ていて楽しいですね。
しまとく通貨の利用に加盟している、料理店や宿泊施設、お土産店などで利用できます。
加盟店はかなり多いので、問題なくあちこちで使用することができますよ。
長崎県の離島。具体的には、対馬、壱岐、宇久島、小値賀島、上五島、下五島の六地域で利用することができます。
http://www.nagasaki-tabinet.com/ritou/shimatoku/about/index.cfm (詳しくは、こちらで)
20%お得な通貨というのは、なかなかないと思います。10%ならありそうですが、思い切った設定だと思います。
5000円で5500円だと、あまりお得感がないように思います。やっぱり6000円だから価値があるのですね。
是非、長崎県の離島を旅する時は、このしまとく通貨を使ってみてください。お得感がすごいです。
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ところで、しまとく通貨に関連して、少しだけ考えたことがありまして。
しまとく通貨は、どちらかというと旅行者向けの通貨ですが、地域の住民が使うのが「地域通貨」というものですよね。
地域通貨というものは、特定の地域でしか使えないので、地域通貨が強力であれば、おおまかにはその地域でお金が循環することになります。
地域の経済を活性化させるためのものですね。
これは離島では事例があるのではないかと思って調べてみると、隠岐諸島の海士町で、「ハーン」(ラフカディオ・ハーンからとった名称らしい)という地域通貨の導入実験があったことが分かりました。
https://www.j-lis.go.jp/lasdec-archive/rdd/ccs/currency/case/h17/case01.html
(詳しくはこちらに記載してあります)
これまで島外で買っていた商品を、島内で買うようになったとか。紙幣が島で作られているので、使うのが楽しい、とか好意的な意見が多かったようです。
離島の中で経済をできるだけ循環させる、ということが離島の経済の豊かさにつながっていくので、地域通貨の導入というのは、離島経済の活性化につながるかも知れません。
ただ、そもそもの離島の農業や漁業など、物理的生産性であったり、人口規模も必要になるはずなので、比較的共同体としての規模の大きい離島でしか現実味はないかも知れません。
離島においては、観光や特産品などを通して本土からお金を流れ込ませ、そして流れ込んできたお金を離島の中でなるべく循環させる。
そうすれば離島の経済は豊かになっていくはずですが、現実的にはどうなのでしょうか?
やはり、その場合でも離島に暮らす人の島への愛着が、キーワードになりそうです。
・・・・そんなことを、素人頭にて、つらつらと考えてみました。
自分が離島に今は住んでもいないのに、勝手なことを言って申し訳ありません。
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