橋で繋がる島,  信仰・伝説・お祭り

とにかく龍の多い江ノ島!!〜「天女と五頭龍」伝説 〜

こんにちは、ドクターリトーです。

今回の記事では、神奈川県の江ノ島(えのしま)について取り上げたいと思います。江ノ島は、湘南海岸にあります。砂州で本土と繋がっている、陸繋島(りくけいとう)です。

 

◾️江ノ島

 

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大きな橋も架けられていて、非常にアクセスの良いところです。人の往来も多いです。

 

◾️江ノ島神社

 

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中には、江島神社という神社があります。

 

◾️綿津宮

 

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綿津宮(わたつみや)という、社です。「わたつみ」とは古語にて「海」という意味で、海の神が祀られています。

 

◾️龍の多い島

 

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江ノ島を歩いていると気がつくのは、とにかく龍が多いこと。龍のモニュメントも多いし、龍が住まう洞窟(江ノ島の岩屋)もあります。これには理由がありまして、江ノ島には「天女と五頭龍(ごずりゅう)」の伝説があり、その中で龍が取り上げられているからなのですね。

 

◾️天女と五頭龍伝説

 

天女と五頭龍伝説について、しばしご紹介したいと思います。

 

鎌倉のある湖に、五頭龍が住んでいました。五つ頭があるから、五頭龍。ヤマタノオロチの亜流でしょうか。五頭龍はそれは気性の荒い龍で、たくさんの天変地異を起こし、周辺の村を荒らし回っていました。

 

村では龍を少しでも鎮めるために、子供を生贄にして差し出していました。鎌倉には腰越(こしごえ)という地名がありますが、これは「子死越」が由来です。生贄にするので、子供が死んで帰ってこない、という意味。

 

そんなある時、湘南海岸に、突然島が誕生しました(最近噴火で出来た、小笠原諸島の西ノ島みたいですね)。陸地が海中からどんどんもりあがり、あっという間に島ができたのです。これが江ノ島という訳です。もちろんこれはあくまで伝説で、本当は江ノ島は大昔から存在していました。

 

そして江ノ島に、天から美しい女性、天女が舞い降りてきました。弁天様です。江ノ島では弁天を祀っていますが、これが弁天信仰の始まりです。

 

湖にて、島の生成から天女の降臨まで、一部始終を眺めていた五頭龍は、天女のあまりの美しさに、江ノ島まで赴いて、結婚を申し込みました。突然にすぎるかも知れませんが、龍とはそんなものかも知れません。

 

天女は拒みました。「あなたみたいな無法者と結婚することはできません」と。しかし五頭龍は天女をあきらめることができず、そこで改心して良い龍になることにしました。それまで天変地異をもたらしてきた龍は、雨の恵みをもたらすようになり、そして洪水も防いだり、村の人々のために尽くすようになりました。その様子に感心した天女は、今度は結婚を受け入れ、見事二人は結ばれたということです。

 

改心した五頭龍は、以後、人間たちから五頭龍大神として祀られるようになりました。

しかし、人々に貢献するために自らの力を使い尽くした五頭龍は、やがて死に、江ノ島の対岸で山と形を変え、弁天様を住まう江ノ島を今でも望んでいるそうです。その五頭龍は、現在は鎌倉の龍口明神に祀られています。江ノ島から近くです。

 

◾️江ノ島にいって龍を見つけてよう

 

江ノ島に龍が多い理由、こんな面白い伝説が背景にあったのですね。

 

江ノ島を訪れる時は、是非思い出してみてください。そして江ノ島に何匹くらい龍がいるか、発見してみるのも面白そうです。

 

さあ、島旅の出ましょう!!

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