人工プールの海軍棒プール、塩屋プール!!砂浜のない断崖に囲まれた南大東島。
こんにちは、ドクターリトーです。今回の記事では、南大東島の海岸の名所、海軍棒プールと塩屋プールについて取り上げたいと思います。
【南大東島】
《アクセス》那覇「とまりん」からフェリーで15時間。名物「クレーン下船」のおまけ付き。もしくは那覇空港から飛行機。
《宿泊》民宿数軒あり。「民宿金城」は食事が美味しくよろしかったです。
《食事》「富士食堂」など。名物大東そばや、八丈島伝来の「島寿司」が名物
◾️目線の高さで荒波がくだける、「海軍棒プール」
こちらが、海軍棒プール。
「海軍棒」という名前は奇妙ですが、海軍が南大東島を測量した際に測量標を立てていたのが理由のようです。
そもそも海に囲まれた南大東島に、なぜわざわざプールが必要なのか。
それは、南大東島には泳ぐことのできる砂浜が存在しないからです。
そういう訳で、人工的に泳げるプールを岩場を削り込んで造り上げたようです。なんだかすごい話です!
ただこのプールは市民プールとは大違いで、とても恐ろしいプールです。
太平洋の荒波がそのまましぶきをあげて襲いかかってきます。プールの間近で白い波が砕け散るのです。東映のはじまりみたい。渋い。
目線の高さで波しぶきがみられるところも、日本でここだけかも知れません。まさに最果ての島にふさわしい荒涼とした風景です。
ちなみにこのプールの外は、すぐに海深数千メートルの海が広がっています。南大東島というのは、海底から直接持ち上がっているような島なので、少し離れるとすぐに深い海が待っています。そういう意味でも、とてつもなく恐ろしいです。
付近の展望台から眺めるとこんな感じ。人工的につくられた施設であることがよく分かります。前述の通り、プールの外には深い海がどーんと控えています。
◾️もう一つの人工プール、「塩屋プール」
こちらが塩屋海岸の、塩屋プール。海軍棒プールよりは小規模です。
やはり波しぶきがすさまじい。そして紺碧の海。水平線。勇気がある方は、ぜひ泳いでみましょう。
絶海の孤島感を満喫できる両スポット。一人旅には特に向いてると思います。是非行ってみてください。