これぞ真の最北端!!無人島「弁天島」を宗谷岬まで見に行こう!!
こんにちは、ドクターリトーです。今回の記事では、北海道は宗谷岬の更に北にある、弁天島(べんてんじま)について扱いたいと思います。
◾️日本最北端の地! 弁天島
日本の最北端というと、宗谷岬が有名ですが、実は宗谷岬の北にはさらに無人島が控えているのです。それが弁天島。この島こそが、北方領土をのぞくと真の日本最北端の地なのです。
こちらが弁天島。宗谷岬の北西1.2キロの位置にあります。実に小さな無人島で、もちろん航路などありません。
なぜ「弁天島」という名前がついたかというと、七福神の弁天が祀られているからだそうです。
普通の方法では訪れることはできず、宗谷岬から眺めるだけですが。
弁天島。実に小さな、寂しい島です。島というより、岩と表現した方が正確なくらい頼りない姿。
そして宗谷岬を訪れたのが真冬だったために、余計に侘しさが際立っています。
ちなみにこの弁天島は、トドの休憩地にもなっているそうです。トドは漁網を破るなどして、漁の大敵として扱われがちです。
小樽水族館でみた時は、それなりに可愛らしいやつに見えたんですけどね、トド。
まあ水族館のトドなので、よく躾けられているのでしょうが。図体はとても大きいしきばも生えているので、こいつが暴れまわったら大変なことになりそうだとは思いました。
◾️日本(本土)最北端の地、宗谷岬
付近には、宗谷岬のモニュメント。「日本最北端の地」。ここは有名なスポットで、記念写真を撮る名所でもあります。
宗谷岬は日本最北端の地だと思われていますが、弁天島があるので正確には「本土」最北端の地です。
もちろん北方領土まで含めれば、択捉島が日本最北端の地。・・・このあたりの関係性は結構複雑で難しいです。
真冬なので、付近は雪にまみれています。海も鈍い鉛色に染まっています。
宗谷岬は実に寂しい最果ての地。そして最果てのさらに最果てにある弁天島。
宗谷岬に訪れた際は、弁天島もぜひ眺めてみてください。夏にきたら、また雰囲気違いそう。
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