島に“旅する”と“暮らす”とは、全く別のことだよね。
こんにちは、ドクターリトーです。
今回の記事では、前回に引き続き、ステイホームしながら島旅と離島について考えるという企画です。自分の思考の整理的な面が強いので、どうでもいい方は読み飛ばしてやってください・・・笑
このブログでは、主に島旅について扱ってきました。というか、それしか扱っておりません。
私はこれまで数多くの日本の離島へと旅してきました。もう日本全国、新しく行きたい離島はないというくらいです。
ところで最近関心を持っていることは、離島に“住む”ということ。
離島好きの方ならば、いつかは島に住むということにも関心があるはずです。私ももちろんあります。
離島に住むということに関しては、私は大学生の頃に鹿児島県は奄美群島の沖永良部島に一ヶ月ほど暮らしたことがあります。一ヶ月というと、果たして“住んだ”と言えるかすら疑問なのですが、滞在させていただきました。
→http://ritou-navi.com/2015/07/28/jyagaimo/
(沖永良部島の記事)
それをきっかけに離島好きになり、今のこのブログがある訳ですが。
しかし思うのは、離島に“旅する”と“暮らす”というのは、全然違うよね、ということ。
離島に旅をするというのは、海を越えた先にある未知の世界・秘境への冒険心であったり、もしくは癒しを求めてであったり、旅で出会う人の暖かさを求めてであったり。
離島に住むということにも、同じような意義があるかも知れませんが、リタイア後のスローライフであったり、都会を離れた静謐な暮らし、もしくは地縁がもたらす繋がりの強さを求めてであったりする傾向の方が強いと思われます。あくまで想像ですが。
島に旅するということは、色々な離島へと旅する楽しさがあるのですが、島に暮らすというのは、一つの島とずっと向き合い続けるということです。
これはかなり正反対の行為ではないかと思います。
島に旅することは刺激があって楽しいですが、それはあくまで観光・旅行という楽しさ。
島に暮らすということはその島を深掘りしていくということ。そこにはまた別の楽しみと喜びがきっとあるのに違いありません。しかし私は経験していないのでよく分かりませんが。
離島旅と、島暮らしは、似ているようで非なる経験であると思います。
だから離島旅が好きだからといって、必ずしも島暮らしに向いているとは限らない。むしろ、旅行が好きな人間(つまり刺激を求める)は、定住する島暮らしは向いていないかもです。
しかしながら、島に暮らすということは、どういうことなのか。一度でも経験してみるのがとても良いだろうなあと思う日々です。数年、または一年くらいの期間をとってですね。
都会暮らしに馴染んでいる身なので、なかなかに難しいかも知れませんが。複雑で濃密な人間関係に一人悩むことになるでしょうか? いやはや。
離島暮らし、どうでしょう? 島旅に関心を持つのは都会暮らしの方が多いと想像しているのですが、あなたはしてみたいですか。島暮らし。