天皇陛下は離島好き?屋久島、沖永良部島、与論島、鹿児島3島をご訪問!!
こんにちは、ドクターリトーです。今回の記事では、天皇陛下の鹿児島の離島3島ご訪問について扱いたいと思います。
◾️天皇陛下、鹿児島の離島へ!
天皇、皇后両陛下が、2017年11月16日から三日間にかけて、鹿児島県の離島である屋久島、沖永良部島、与論島をご訪問されました。屋久島ご訪問は1972年以来45年ぶり、沖永良部島、与論島は初めてのご訪問だそうです。
屋久島では、しばらく前に噴火した屋久島の近隣の離島、口永良部島(くちのえらぶじま)の被災者とご歓談され、被災者の苦労を労われたそうです。また与論島では、島の名物である百合が浜(ゆりがはま)を見学されたそうです。
沖永良部島は私にとっても離島巡りのきかっけになった思い出深い島でもあるので、天皇陛下がご訪問されたことは感慨深くもあります。
◾️既に50島に旅された!
天皇陛下はこれまでも離島へと足を多く足を運ばれてきました。なんとこれまでに50島も巡られたということです。
津波被害を受けた奥尻島(1993年)や、小笠原諸島(1994年)にも行かれたそうです。そういえば奥尻島へ行った時に、天皇陛下が詠んだ歌の石碑を見かけました。
天皇陛下が離島に多く旅されたと聞いて、私も親しみを感じることができてなんだか嬉しいです。
◾️天皇陛下はなぜ離島へ?
天皇陛下がなぜ離島へと旅をされるのか。
それは平成天皇は日本国の象徴であるということをとりわけ意識されてきた天皇であることと関係があります。
東京・大阪など、都会だけが日本なのではなく、辺境の離島も同じく日本の重要な土地であることを深く認識され、そこに住まう人々を励ますことも天皇の象徴的行為であると思いなされているそうです。
離島は日本の中でも辺境の重要度の低い土地とみなされるがちなので、天皇陛下のご訪問はその大切さを私たちにも思い出されてくれる有難いメッセージであるようにも感じられます。
天皇陛下は2015年には、日本とアメリカの激戦が繰り広げられたパラオにも戦災慰霊に足を運ばれていて、海外の島との関係が深い方です。これは、最近再軍国化への雰囲気がある日本において、太平洋戦争の教訓を忘れる事なかれという、私たちへのメッセージでもあることでしょう。
加齢とご病気が心配される平成天皇ですが、今後も可能であれば是非とも島旅を続けていただきたいなと思う次第です。天皇陛下に見習って島旅を続けたいと思います。
離島ナビ